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August , 2017
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セレーナ・ゴメスと凶弾に倒れた米歌手C・グリミーとの間にあった深い絆

2016年6月13日(月)05時35分更新
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米国・フロリダ州オーランドで起きた、もう一つの銃の悲劇の犠牲者、米歌手クリスティーナ・グリミーさん(22)を追悼するため、セレーナ・ゴメス(23)が11日午後、公演でクリスティーナさんに歌を捧げた。だが、セレーナは途中で歌えなくなるほど感情がたかぶり、とうとう泣き崩れた。その背景には、犠牲者とセレーナとの間に、ある深い絆があった。

クリスティーナさんは10日午後、公演後に行われたサイン会の最中、初対面のケビン・ロイブル容疑者(27)に銃撃され死亡した。犯行後、現場に居合わせた被害者の兄にすぐに取り押さえられたが、その場で銃を撃ち自殺した。

セレーナの継父は音楽プロモーターで、亡くなったクリスティーナさんが14歳の時、才能を見いだして専属契約をしたと米芸能サイト「TMZ」が伝えた。その後、セレーナが先輩歌手としてクリスティーナさんを指導し、年も近いことから姉妹のような関係だった

セレーナが公演で捧げたのは、「あなたほど私を愛してくれた人はいない」という内容の「Nobody」という自身の楽曲だった。

クリスティーナさんは2014年、米NBCの音楽オーディション番組「ザ・ボイス」に出場して3位になり、全国的に知名度を得た。また、ユーチューブにも多くの歌を公開し、視聴回数が1000万回を超えるものも数本あり、世界的にも注目を集めていた矢先の悲劇だった。

一方、自殺したロイブル容疑者は犯行当日、家族と暮らす同州セントピーターズバーグからクリスティーナさんを殺害する目的でオーランドに出向いたと、地元メディアは報じている。容疑者宅のドアには12日、「とても才能ある愛おしいクリスティーナ・グリミーさんの死を悼み、家族、友人、ファンの方々に哀悼の意を表します」とする、家族が書いたと思われる手書きメモが張られていた。

捜査当局によると、同容疑者に犯罪記録は無く、詳しい動機についてはまだ分かっていない。