22
August , 2017
Tuesday


役にたたない英語おせーたる(132)野外パーティーとおじいちゃんの話

2016年6月18日(土)09時00分更新
Pocket

 

この時期、cookout(野外パーティー)がおおはやり。暖かくなって(暑くなって?)、外でご飯を食べるのが楽しい。cookoutはたいていpotluck(持ち寄り)なので、招待客も何かしら料理や飲み物を持参する。

まめに料理をするパートナーの父ちゃんがcookoutを開くというので、お邪魔した。父ちゃんはうちから車で1時間半ほど田舎に走ったところに住んでいる。”Anytime after 3.”(3時以降ならいつでも)と言われたのだが、3時だとまだ誰もいないだろうということで、1時間ほど遅れて到着した。予想とは裏腹に、父ちゃんのcookoutはすでに大盛況だった。20人はいただろうか。

父ちゃんちの裏庭には折りたたみ式のテーブルが3列並んでいて、一列には料理がずらり、もう一列にはデザートがところ狭しと乗っていて、残りの一列には皆が座って飲んで食べていた。

私にとって、ほとんどの人が初対面。会話のきっかけをつかむまで、居心地が悪いものだ。しかし、気のいい人たちの集まりだったようで、”A good turnout, huh?”(大盛況だね)、”We are his neighbors, living a couple blocks down. You?”(ここから2ブロックほどのところに住んでる近所の者ですよ。あなたたちは?)などと、向こうから声をかけてきてくれた。ほっ。

ひと通りの人とsmall talk(世間話)をした後、ピクニックテーブルに座っているグループのところにあいさつに向かった。パートナーはビールを取りに家の中へ。1人は緊張するが、しょうがない。

”Hi, everyone. May I join you?”(こんにちは、皆さん。お邪魔していいですか?)と言うと、皆、”Sure. Of course.”(もちろん)と言って迎え入れてくれた。しかし5、6人いたうちの1人、年配の男性がじっと私を見て、”You must be Minami.”(君はみなみだな)。「むむ、気難しい人に当たったか」と後悔しながら、”Yes, sir.”(左様でございます)と答えると、”I’m grandpa.”(私が祖父だ)と言う。一瞬、訳が分からず、”Grandpa? Grandpa. Ah, grandpa! Nice to meet you!”(祖父?祖父。ああ、おじいちゃん!初めまして!)。で、おじいちゃんはにっこり。

パートナーの父ちゃんが、”My son is dating a Japanese girl. They are coming to the cookout.”(息子が日本人と付き合ってるんだ。2人ともパーティーに来る)なんて、grandpa(おじいちゃん)に話してあったのだと察した。パーティー出席者の中にFilipino(フィリピン人)の男性はいたが、アジア人女性は私1人だったので、ピンと来たのだろう。

のちにパートナーに聞いたところ、このgrandpaはパートナーの母方の祖父に当たるが、パートナーの祖母の再婚相手なので、パートナーとは血のつながりはない。パートナーの両親はパートナーが子供のときに離婚しているが、父ちゃんとこのgrandpaは昔からの友達なため、前妻の母親と結婚した後も仲がいいのだという。もちろん、cookoutにはおじいちゃんの奥さんで、パートナーの母方の祖母も来ていた。

書いていて自分も混乱してきたので、簡単なfamily tree(家系図)を作ってみた。米国の家族にありがちだが、パートナーの家系もなかなか複雑。この家系図はかなり略してあるが、父ちゃんにはhalfsister(父親違いの妹)とhalfbrother(父親違いの兄)がいる。また、grandpaには連れ子の娘(40代?)がいるが、しばらく前に離婚して、grandpaとパートナーの母方の祖母が暮らす家のbasement(地下室)に転がり込んでいるとか、まあ、下世話なネタが尽きない。この娘、血のつながりはないものの、祖母のstepdaughter(連れ子)だから、パートナーからすればaunt(おば)か、年はそれほど離れてないけど。ああ、ややこしい!

ともあれ、楽しい人たちの集まりで、cookoutは盛況のうちに幕を閉じましたとさ。