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November , 2017
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アンビシャス 〝母系にサドラーズ〟の勢いに乗る

2016年6月23日(木)09時20分更新
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昨秋3歳の身で挑戦した天皇賞で0秒2差5着と健闘したアンビシャス。今年は中山記念(2着)で王者ドゥラメンテにクビ差まで迫ると、大阪杯ではキタサンブラックを撃破。GⅠを狙えるだけの力をつけてきた。母カーニバルソング(父エルコンドルパサー)は12戦1勝で、ダリア賞3着。産駒に甲武特別など2勝のプロフェッサーがいる。祖母カルニオラは仏4勝。産駒シュトラウスは寺泊特別など2勝。ひ孫となるニシノアカツキはフェアリーS2着、クイーンC3着、オークス4着と牝馬の重賞戦線で活躍した。曽祖母カーニヴァルスピリットは英1勝。産駒に愛GⅢガリニュールSのイグザルテーションがいるほか、孫には独ダービーのバズワードが、ひ孫には英GⅠコロネーションSなど英愛GⅠ3勝のラッシュラッシーズがいる。さらに英GⅠヨークシャーオークス3着の4代母フィエスタファンは凱旋門賞、パリ大賞を勝ったソーマレズの母となっている。母はエルコンドルパサー×レインボウクウェスト×クリスという欧州血統だけに、ディープインパクト産駒としては晩成型と思われるアンビシャス。エルコンドルパサーの母はサドラーズウェルズの娘だが、ビッグアーサー(高松宮記念)、ディーマジェスティ(皐月賞)、メジャーエンブレム(NHKマイルC)シンハライト(オークス)と春のGⅠ戦線は母系にサドラーズウェルズを持つ馬が活躍している。この勢いに乗ってGⅠ制覇だ。(笹栗康昭)