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August , 2017
Wednesday


幸福の科学・大川隆法総裁、北海道で講演

2016年6月30日(木)12時00分更新
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苫小牧で講演会を行った大川総裁

EU離脱で先行きが分からないのは一国のリーダーとして寂しい

 幸福の科学グループ創始者・大川隆法総裁が25日、北海道・苫小牧市民会館で「勇気ある決断」と題した講演会を行った。

 第24回参議院議員通常選挙が22日に公示され選挙戦まっただ中ということで、幸福の科学が支援母体の幸福実現党についての説法が大半を占めたが、同総裁はこれだけでは満足しない。英国のEU離脱問題、高齢者の生涯現役への勧めなど話は多岐にわたった。

 講演会の冒頭で魅せる恒例の「コミュニケーショントーク」を今回は封印。冗談を入れる事なく穏やかな口調で、まずは英国のEU離脱について説法をスタートさせ、世界に衝撃を与えた英国の国民投票について日本政府の対応を次のように皮肉った。

「(英国のEU離脱で)先行きが分からないので政治家は全力を挙げて現状維持。この先、どうなるのか分からないから現状に近づけます、と言っている。先行きが分からないというのは一国のリーダーとして寂しい。恥ずかしいことです」と安倍首相をチクリ。そして大川総裁は1992年に発売された自著で「EU統合は失敗する」と明記していた事実を披露。「欧州諸国が集まっても弱者連合であり、政治経済の統合はうまくいかない」と語った。

 その後、日本の政治と経済の歪みを指摘。25年間成長していないGDP、国防問題、宗教問題などに触れ、今なぜ幸福実現党が必要なのかを具体的に説明した。

 講演会の終盤には年金問題に絡め高齢者の労働について言及。「年金はもらえないものと思って老後の設計を考える。年を取ってもできる仕事を作り出すこと。(高齢者でも)役に立つ仕事はあるので、会社も場所分けすべき」と〝生涯現役を実践するには会社の理解も必要だ〟とのことで、聴衆からは大きな拍手が起こった。

 最後には「最近、孤独死が報じられますが、これは報道されたらいい。そうすると『家族をもうちょっとしっかり守ろうかな』という気持ちが起きる」と家族問題にも話を展開させた。この日は約50分の講演だったが、参加者にとっては時間以上に中身の濃い内容だったようだ。

講演会後に「幸福実現トーク」

 大川総裁の講演会後に「幸福実現トーク」と題した第2部がスタート。この日は里村英一幸福の科学専務理事広報担当と月刊「ザ・リバティ」の綾織次郎編集長が公開対談した。

 里村理事は2009年の衆議院議員選挙に北海道9区で立候補。それだけに苫小牧は思い出深い土地だという。そんな特別な場所で綾織編集長と政治経済談義。なかでも新幹線を開通させるとGDPが上がるという独自の研究結果は聴衆をうならせた。
それによると「移動時間が3分の1になるとGDPは3倍。東京~大阪間は既に実証済みで、九州新幹線は新幹線が走っていない大分、宮崎もGDPはアップ。北陸も同様で、北海道新幹線も北海道全道まで延伸させるとその経済効果は計りしれない」と語る綾織編集長に、聴衆は興味津々に聞き入っていた。