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November , 2017
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中国政府 ダライ・ラマ14世と対談したレディ・ガガを入国禁止など制裁

2016年7月4日(月)03時08分更新
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ダライ・ラマ14世と対談したガガ(右から2人目)(@ladygaga/instagram)

ダライ・ラマ14世と対談したガガ(右から2人目)(@ladygaga/instagram)

 国の大きなとは逆に、肝は小さい――。米国で開かれた会議に招かれたダライ・ラマ14世(80)と対談した米歌姫レディ・ガガ(30)に対し、中国政府は今後、同国への入国を禁止し、ガガの音楽を発売しないよう国内の各メディアに命じたことが分かった。香港紙アップル・デーリーが伝えた。

 チベット仏教の最高僧で、チベット系民族の精神的支柱であるダライ・ラマ14世は1959年、中国の侵略によりインドに亡命。以来、「チベット亡命政府」の国家元首を務めている。これまで欧米をはじめ世界各国を訪問し、要人らと会談してきたが、その度に中国政府は非難声明を発表してきた。

 だが、そんな圧力など、どこ吹く風。ガガは先月26日、ミネソタ州で開催された全米市長会議に招かれたダライ・ラマと対談し、人間のやさしさや困難を克服する力などについて、ダライ・ラマの考えを聞いた。

 約20分の対談はフェイスブックで生中継され、世界で300万人以上が視聴した

 これについて中国外務省は「(ダライ・ラマの)他国を訪問する目的は、チベット独立という主張を広めるためだ。国際社会の人々には同氏の本性に気づいてもらいたい」と、いつもの批判を繰り返した。

 今回の制裁について、ガガはコメントしていない。これまで、ガガの他にもダライ・ラマを支援したとして米ロックバンド、ボン・ジョヴィ、同マルーン5、アイスランド出身の歌手、ビュークらが同様の処分を受けている。

 とは言っても、もともと違法ダウンロードが当たり前の国。世界的アーティストたちにとって、中国での制裁など大した影響は無さそうだ。