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October , 2017
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「生長の家」初代総裁と三代目、食い違う教義を霊言で検証

2016年7月20日(水)10時30分更新
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 宗教法人「生長の家」が先月9日、「今夏の参議院選挙に対する生長の家の方針」と題し「与党とその候補者を支持しない」ことを発表。さらに同月22日には憲法改正と安保関連法案に賛成した政党と候補者も不支持の対象にしたことが話題になっている。同団体にいったい何があっただろうのか?

「生長の家」は、故谷口雅春氏によって創設された新興宗教団体だ。靖国神社国家護持運動や建国記念日制定などに教団を挙げて協力するなど、右派の団体として知られていた。ところが初代総裁が亡くなった後に、大幅な方向転換。団体の規模を縮小し、宗教活動よりも地球温暖化問題にベクトルを向けている。

書籍「生長の家三代目 谷口雅宣のスピリチュアル分析」

 同じ教団とは思えないほどの教義の改訂。そこで幸福の科学創始者大川隆法総裁は、谷口雅宣3代目総裁の守護霊を招霊。〝本音〟を語らせた書籍「生長の家三代目 谷口雅宣のスピリチュアル分析」(幸福の科学出版)として発売した。

 同書の中で雅宣総裁の守護霊は「時代の変化に対応するのは当然」だと語り、「団体として地球温暖化を回避させる自然エネルギーの推進が今、最優先で取り組むべきである」と強調。その結果として、安倍政権とは相容れないという主張だ。

 一方、自らの教えを完全に否定された創始者・谷口雅春初代総裁は、孫の雅宣氏について何を思っているのだろうか。こちらについては雅春初代総裁が霊界からインタビューに対応。それをまとめた書籍が「生長の家創始者 谷口雅春に政治思想の『今』を問う」というタイトルで幸福の科学出版から雅宣総裁の霊言本と同時に発売されている。

 

同時発売の「生長の家創始者 谷口雅春に政治思想の『今』を問う」

 その中で雅春霊は三代目を「(雅宣総裁は大学卒業後、米国に留学)アメリカナイズされて、朝日(新聞)ナイズされてしまった。向こうから見れば『生長の家の初代の洗脳を解こう』としているのだろうけれど、私から見れば『アメリカで洗脳され、朝日で洗脳され、学問的に左翼に傾いた学問に洗脳された』ということ」と分析。現総裁は左翼思想に洗脳された結果、祖父とは真逆の教えを説くようになったという。

 そうなると気になるのが生長の家のこれから。初代の教えに共感して入信した信者やその子孫は現体制を相容れないと考えてもおかしくないが、雅春霊は次のように達観している。
「私は92歳まで生きたので仕事としては長くやった。その間に多くの人に影響を与えた。私の時代が終わり30年で忘れられてきて、普通の会社と同じことが起きようとしている。三代目で潰れようとしているのは『それに代わるものが大きくなろうとしている』ということだと思う。時代のテンポが速くなっているのだからしかたない」

 今後に注目だ。