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June , 2017
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ベルカント 父サクラバクシンオーは直千で圧倒的強さ

2016年7月28日(木)09時31分更新

昨年の覇者ベルカントが、海外遠征帰りのCBC賞でクビ+クビ差の3着と連覇に向けて好スタートを切った。父サクラバクシンオーは直千競馬に強く、ここまで積み重ねた勝ち星は35勝。2位のタイキシャトルが11勝だから、その差は圧倒的だ。アイビスSDでも08、09年と連覇したカノヤザクラ、06年の2着馬マリンフェスタ、12年の2着馬エーシンダックマンを送り出している。13年の勝ち馬ハクサンムーン、昨年の2着馬シンボリディスコは母の父がサクラバクシンオーだった。母セレブラール(父ボストンハーバー)は九重特別など3勝。勝ち星は芝とダートの1200メートル戦というスプリンターだった。“南半球のノーザンダンサー”の異名を取るサートリストラム産駒の祖母モンローウォークは7戦して未勝利。産駒に白鷺特別など3勝のパースウェージョンがいる。また、曽祖母アマリッサの孫にパディオライリー(豪GⅢ・MRCイースターC)、ラスサラー(豪GⅠクイーンズランドオークス2着)がいる。母の父ボストンハーバーは現役時代に米2歳牡馬チャンピオンに輝いた早熟のスピード馬。こちらも直千競馬では7勝を挙げており、好成績を残している。父の持つノーザンテーストと母の父が持つヴァイスリージェント経由で生じるノーザンダンサー4×5がベルカントのスピードに奥行きを与えている。昨年はCBC賞取り消し後だったことを思えば、臨戦過程は今年の方が上。連覇は有望だ。(笹栗康昭)