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August , 2017
Friday


ケントオー 父ダンスインザダークに久々の重賞Vを

2016年8月11日(木)09時30分更新
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3歳10月までは500万下にいたケントオーだが、4歳となった今年は米子Sを4馬身差で圧勝すると、GⅢ中京記念でも最後方から上がり最速タイをマークして3着。今や重賞にも手が届きそうなところまできた。
 父ダンスインザダーク、母の父トウカイテイオーという、現在の流行からは程遠い90年代の名馬同士の配合ながら、ここにきての成長はいかにもダンスインザダーク産駒らしいものだ。ダンスインザダークは04年に自己最高となるリーディング2位まで上り詰め、03年から09年まで常に4位以内をキープ。種牡馬として確固たる地位を確立した。しかし10年に11位と大きく順位を下げると、以降は順位を下げ続け、昨年は41位まで落ち込んでいる。
 一方、母ポポチャンは不出走馬。ケントオーの半兄ケントヒーローは芝の1200メートルで2勝。半妹のブライトエンプレスは金沢で走り、重賞の兼六園ジュニアCなど現9勝を挙げている。
 祖母アトラクトの産駒にラジオたんぱ杯3歳Sを勝ったノーザンコンダクトがいる。また、その全妹となるイブキピンクレディからは交流GⅡ彩の国浦和記念のモエレトレジャー、道営所属としてクローバー賞を勝ったモエレフェニックスがいる。
 ダンスインザダーク産駒のオープン馬も今では少なくなってきた。ケントオーはクラレントの京成杯AH(14年9月)以来、久々の重賞制覇を達成できるだろうか。
 (笹栗康昭)