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December , 2017
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パールコード 父は中山の鬼だったヴィクトワールピサ

2016年9月8日(木)09時23分更新
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フローラS2着で権利を獲得したものの、14キロと大きく馬体を減らしたためにオークスを回避したパールコード。放牧で馬体を回復させ、ここからの始動となる。父は桜花賞を制したジュエラーと同じヴィクトワールピサ。あちらが強烈な末脚が武器なのに対し、こちらは安定した先行力が武器だ。米国産の母マジックコードは加古牝馬チャンピオン。フサイチペガサスの持ち込み馬として走った産駒のシークレットコードは新馬勝ちの後、阪神JFでテイエムプリキュアの2着と好走。以後、クラックコード(父ダンスインザダーク)、レインボーマジック(父キングカメハメハ)、メイルストローム(父シンボリクリスエス)、ヌーベルバーグ(父ディープインパクト)、ミステリーコード(父ネオユニヴァース)、レッドフェンサー(父デュランダル)と異なる種牡馬が配合されてきたが、レインボーマジック、レッドフェンサーが未勝利で、他の産駒は1勝止まりに終わっていた。レッドフェンサーから2年間空胎となったのが良かったのか、ようやく大物感のある産駒が誕生した。母の父ロストコードはリボー系種牡馬で、オークローンH、アーリントンクラシックとダート9ハロンの米GⅠを2勝。マイルCS、香港マイルを制したハットトリックの母の父でもある。中山2000メートルではミモザ賞勝ちのあるパールコード。有馬記念、皐月賞ほか重賞4勝を中山コースで挙げたヴィクトワールピサ産駒だけに、コース適性は高いはずだ。 (笹栗康昭)