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November , 2017
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役にたたない英語おせーたる(142)面倒な医療保険のその後

2016年9月10日(土)09時00分更新
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 先日、podiatrist(足病医、平たく言えば、foot doctor足のお医者さん)にbunion(外反母趾)を診てもらって、その場で236ドル(約2万5000円)の支払いを要求されたと書いた。普通なら、まず、クリニックが患者のinsurance company(保険会社)に支払いを請求し、insurance(保険)でカバーされなかった分がbill(請求書)として患者に送られてくる。なので、額そのものもしかりだが、その場で請求というやり方にびっくりした。

 数日して、私のinsurance companyからEOB(explanation of benefits=給付金支払い明細書)と呼ばれる、医者からの請求額と、insurance companyが支払った額を記述した明細書が届いた。それを見て驚いた。それによると、私が支払うべき額は103ドル(約1万1000円)だ。236ドルは払い過ぎだったのだ。

 insurance companyからは差額のreimbursement(払い戻し)にはitemized receipt支払い明細書)が必要と言われた。手元には総額のreceipt(レシート)はあるが、何にいくら払ったという詳細がない。そのitemized receiptに基づいてinsurance companyのclaim form(請求用紙)に記入して送ればreimbursementされるらしい。

 podiatristのクリニックとすったもんだの末、3週間も経とうかというころ、ようやくitemized receiptが届いた。1回目は無視され、2回目にお願いしてようやく届いたのだ。

 claim formに何をどう記入すればいいのか分からず、再度、insurance companyに電話してみた。すると、”We already made a payment. You have to ask your doctor to reimburse the money.”(弊社はすでに支払いを済ませています。払い戻しはその医師にお願いします)だと。先日と言うことが違うじゃね~か~、がるるる!

 ラチが開かないので、さっさと電話を切り、クリニックに電話し、reimbursementを受けたい旨を告げた。このクリニックの受付の態度の悪さには(どの受付担当者も同じに悪い!)うんざりしていたが、今回の受付担当者も相当なものだった。勘定を間違えたのはそっちなのに、「すみません」の一言もなく、電話番号を言って、”You have to call this number”(この番号に電話すれば)ときた。ああ、腹が立つ!言い方ってものがあるだろう、言い方ってものが。

 そのクリニックは市内に何軒かあるチェーンクリニックなので、insuranceやbillの取り扱いはbilling department(経理部)が一元管理しているようで、そこに電話しろというのである。

 怒りをぐっとこらえ、billing departmentに電話してみた。私が支払った額とEOBに差があることを説明すると、”I see it now. Do you want to keep this balance for your next appointment?”(分かりました。残額は次回の診察のためにとっておきましょうか?)。”No, no, no, no, no. I will never go back. Please pay me back.”(いやいやいやいやいや、二度と行かないので、払い戻してください)。あんなぼったくりクリニックにだれが戻るか。

 ”Then, I will contact the office and get an approval from office manager for reimbursement.”(では、クリニックに連絡して、マネジャーから払い戻しの承認を取りますね)。

 ”I was mistreated by Amber whoever at that office. If you mean Amber whoever by the office manager, I’m not confident that you can get an approval.”(あそこのクリニックのアンバーだれそれからひどい扱いを受けたので、彼女がマネジャーだとしたら、許可が下りるかどうか疑問です)。Amber whoever(アンバー誰それ)はクリニックの会計担当者で、itemized receiptをお願いする際、高飛車な態度を取られたとんでもないやつだ。

 “I’m sorry to hear that, but we are totally a different department, and we don’t know particular individuals at offices.”(それは申し訳ありませんでした。ですが、私たちはまったく違う部門でして、クリニックの人たちを知らないんですよ)。

 とにかく、reimbursementしてくれるというのだから、これ以上話すこともない、と電話を切ろうとしたら、”I want to give you a heads-up. It will take up to one month to reimburse.”(一つお断りなんですが、払い戻しまで最長で1か月かかります)。がくっ。なんでapproval(承認)を取って、check(小切手)を書いて郵送するだけでひと月もかかるんだ。

 何軒もたらい回しにされ、電話を切るころには、ぐったり。もう、米国の医療保険制度、どうにかしてくれ!