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November , 2017
Friday


ナムラシングン ヴィクトワールピサ産駒 3度目の正直

2016年9月22日(木)09時00分更新
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皐月賞で0秒8差の7着と善戦したものの、ダービーの権利取りをパスして秋への充電を図ったナムラシングン。これが吉と出たようで、宮崎特別では14キロ増ながら最速34秒8の上がりで楽々と抜け出した。
 父は初年度産駒から桜花賞馬ジュエラーを送り出したヴィクトワールピサ。母ドリームオブジェニーは英GⅠナンソープS(芝5ハロン)を勝ったピヴォタルの娘という血統。ヴィクトワールピサの母の父のマキアヴェリアンと、ナムラシングンの曽祖母クドジェニは全兄妹というマニアックな配合が特徴的だ。
 アメリカンオークス、スピンスターSなど米GⅠ4勝を挙げているイモリエントは、ドリームオブジェニーの半姉の産駒となる。曽祖母クドジェニはモルニ賞、サラマンドル賞を制し、仏2歳牝馬チャンピオンに輝いた名牝。産駒には仏GⅠマルセルブサック賞のデネボラ、アケダクトHなど米GⅢ3勝のスネイクマウンテン、仏GⅢカブール賞のラヴィングカインドネスがいる。
 さらに孫からも凱旋門賞、パリ大賞などGⅠ5勝を挙げ、全欧3歳牡馬チャンピオンに輝いたバゴ、ムーランドロンシャン賞、イスパーン賞と仏GⅠ2勝の馬マクシオス、仏GⅢカブール賞2着のベタなどが出る。
 ここ2週のトライアル戦では紫苑S=パールコード5着、ローズS=ジュエラー11着とヴィクトワールピサ産駒は期待を裏切っている。ナムラシングンで3度目の正直といきたいところだ。
 (笹栗康昭)