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July , 2018
Tuesday


ビッシュ ドイツ牝系らしく小柄ながらもスタミナ十分

2016年10月13日(木)09時30分更新
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秋華賞は12年ジェンティルドンナ、14年ショウナンパンドラ、15年ミッキークイーンで3勝と、ディープインパクト産駒には相性のいいレース。桜花賞2着でオークスを制したシンハライトが戦線離脱しても、紫苑Sの1、2着馬がおり、今年も信頼度は高そうだ。特に、オークスでも見せ場たっぷりの3着と好走したビッシュは、紫苑Sでは2着馬を2馬身半突き放す強い勝ちっぷり。ひと夏越してのパワーアップが感じられる。母バランセラ(父アカテナンゴ)は重賞勝ちこそないものの、QエリザベスⅡ世チャレンジCなど米GⅠで2着3回、3着1回と中距離路線で活躍した。仏3勝の祖母バランシアガは、仏GⅡクリテリウムドサンクルーの勝ち馬マジストロスの半妹となる。また、4代母のマツシカは独ダービーのマーダック、仏1000ギニーのマタハリという2頭のクラシック馬の全妹という良血馬だ。ビッシュの母の父アカテナンゴは3年連続で独年度代表馬に輝き、種牡馬としても5回もリーディングの座に就いたドイツの名馬。ディープインパクト×アカテナンゴ牝馬の配合からは、数少ない中からワールドエース(きさらぎ賞、マイラーズCに勝ち、皐月賞2着)、エックスマーク(アイルランドT、白富士Sともに2着)、サトノキングダム(新馬→セントポーリア賞連勝)が出ている。ドイツ牝系らしく、小柄ながらもスタミナ十分のビッシュ。オークス1、2着馬が不在なら、堂々の主役だ。 (笹栗康昭)