24
January , 2018
Wednesday


【中国】やっぱり…客が料金を決めるレストラン わずか1週間で大赤字に

2016年10月18日(火)03時53分更新
Pocket

「残念…」と語る経営者の1人、リュウさん(澎湃新闻電子版)

「残念…」と語る経営者の1人、リュウさん(澎湃新闻電子版)

 さすがに中国では無謀過ぎた――。同国南部・貴州省貴陽市で今月2日にオープンしたレストランが、食事後に伝票を渡すものの、「客が評価し、支払う金額はまったく自由」という無茶なシステムを導入。開店当初から大繁盛したものの、ほとんどの客が1割程度かそれ以下しか支払わず、わずか1週間で10万元(約154万円)の大幅な赤字となった。

 中国の英字ニュースサイト「シャンハイイスト」によると、中にはたった1元(約15円)しか払わない客もいて、3人の共同オーナーは今後どうするかで紛糾。「オーナーの1人は経営から手を引き、故郷に帰った」という。

 「もし当店の料理やサービスに問題があるなら、それは別の話。でも客の反応を見る限り、おいしいし、量も十分だと評判は上々。残念ながら、支払ってもらった金額と評価が合っていないということ」と経営者の1人、リュウ・シャオジュンさん。

 同店の経営者らは当初、「人には良識があり、客は公平な判断をするはず」という前提だったが、中国人にそんな甘っちょろい理想は通用しなかった。

 実は2013年、福建省福州市でも食べ放題レストランが「料金は客にまかせる」という大胆な方式を取り入れたが、こちらも1か月で10万元の赤字を抱え、閉店してしまった。