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April , 2018
Wednesday


レッドエルディスト 長距離適性に一発かける

2016年10月20日(木)09時12分更新
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前哨戦を順調に勝ち上がったディーマジェスティとサトノダイヤモンドが人気を二分する今年の菊花賞。父ディープインパクト自身は菊花賞に加え、春の天皇賞でもレコードで圧勝したものの、産駒は3000メートル以上の平地レースでいまだに勝利がない。そろそろ勝ちそうな気がしないでもないが、やはり気になるデータではある。ここは長距離適性にかけてレッドエルディストの一発に期待した。父ゼンノロブロイ産駒は10年以降、京都3000メートル戦では万葉S1着(15年)のステラウインドと、2着(12年)マカニビスティー、15年菊花賞3着のリアファルなど<1123>と安定した成績を残している。さらに母の父ダルシャーンは唯一のGⅠ勝ちがサドラーズウェルズ、レインボウクウェストという大種牡馬を破った仏ダービーというのが印象深い。種牡馬としても、仏ダービーで父子制覇を達成したほか凱旋門賞も制したダラカニ、コタシャーン、マークオブエスティームなどの活躍馬を輩出し、ミルリーフの血脈を繁栄させている。母系は祖母ラストセカンドが英GⅡナッソーS、英GⅡサンチャリオットSを制した活躍馬で、繁殖としても仏2000ギニーに勝ったオージールールズなどを産んだ。孫にも愛ダービー、英セントレジャーでともに2着したミダスタッチがいる。さらに曽祖母アルルカバの代からは愛1000ギニー馬イエスタデイ、3100メートルの仏GⅠロイヤルオーク賞を制したアレグレットなど欧州の一流馬が続出する。スタミナ勝負になれば、この母系の血が生きるはずだ。 (笹栗康昭)