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April , 2017
Wednesday


ミッキークイーン 2000メートル以上が向いているのは間違いなし

2016年11月10日(木)08時55分更新

今年の上半期はマイル戦で2着2回と勝ち切れなかったミッキークイーンだが、母ミュージカルウェイは仏GⅡドラール賞(芝1950メートル)、仏GⅢラクープドメゾンラフィット(芝2000メートル、2回)などに勝った中距離馬。ミッキークイーンの全姉インナーアージは芝2500メートルのサンシャインSを勝ち、全兄トーセンマタコイヤも芝2200メートルの山吹賞を勝っている。オークスと秋華賞の2冠を制したミッキークイーン自身の成績からも2000メートル以上が向いているのは間違いない。母の父ゴールドアウェイ(ヌレイエフ系)は仏GⅡミュゲ賞など4つの重賞を勝ったが、ムーランドロンシャン賞をはじめ、2着4回とGⅠにはあと一歩手が届かなかった。ようやく4代母の孫に南アフリカのGⅢを勝ったフィロニコンが現れる程度で、活気のある牝系とは言いがたい。それでも5代母の孫には英2000ギニーなどGⅠを4勝し、有馬記念のダイユウサクなどを輩出して種牡馬としても成功したノノアルコがいる。その半弟ストラダビンスキーも種牡馬として輸入されており、日本と縁のある牝系ではある。このように長らく休眠状態にあった牝系を覚醒させられるのも、ディープインパクトの血のなせる業か。一頓挫あり、休み明けでの出走となるミッキークイーンではあるが、父譲りの小柄な馬体。鉄砲が利かないタイプではないだろう。 (笹栗康昭)