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September , 2017
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メディアに勝った?次期米大統領ドナルド・トランプって一体どんな男なの

2016年11月12日(土)02時57分更新
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ホワイトハウスでオバマ大統領と初会談したトランプ氏(@realdonaldtrump/instargram)

ホワイトハウスでオバマ大統領と初会談したトランプ氏(@realdonaldtrump/instargram)

 米大統領選挙期間中、米主要メディアは、さんざんアンチ報道を繰り広げたにもかかわらず、ドナルド・トランプ氏(70)が快勝するという皮肉な結果に終わった。一方、敗れた民主党の支持者が多いニューヨーク州などでは反トランプ暴動が鎮まらない。メディアからは〝暴言王〟〝差別主義者〟などとレッテルを貼られた次期米大統領とは、そもそも、どんな人物なのか――。

 トランプ氏と言えば、日本でも有名になったのが、メキシコからの不法移民の流入を防ぐため、米国との国境に万里の長城並みの壁を築くという選挙公約。しかも「カネは全てメキシコに払わせる」と豪語した。 また、「在日米軍の駐留費用の全額を日本に支払わせる」「日本も核武装をすべき」などと発言。それが日本のマスコミにも〝暴言〟と報じられた。

 ニューヨークで生まれ育ったトランプは、父親の不動産業を引継ぎ、自身の会社「トランプ・オーガニゼイション」を発足。1970年代から展開した大規模なホテル、カジノやゴルフコースの開発などで大成功した。80年代に完成したニューヨーク5番街のビジネス複合ビル「トランプタワー」はその代表作だ。

 だが、日本のバブル時代と重なる80年代後半から90年代初頭にかけ、航空業界に参入して失敗。カジノやホテルが倒産するなどピンチを迎えた時期もあった。その後、マンハッタンにハイエンドユーザー向けに高級マンションを次々と建設。ラスベガスなどに新たなカジノをオープンし、再び〝不動産王〟として復活した。

 トランプの名が一般国民に知れるようになったのは、2004年から4年間出演した米NBCのリアリティー番組「アプレンティス」が人気を集めてからだ。同番組は、一般参加者がトランプの会社で役員として採用されることを目指し、懸命に下働きするというもの。その中で、「お前はクビだ!」がトランプの決めセリフとして定着した。

 また、美女好きが高じてミスコン「ミス・ユニバース」の運営に乗り出し、自身のモデル事務所も経営している。だが、選挙期間中には、11年前に芸能番組でマイクが入っていることに気づかず、司会者の男性に「スターだから(女性に)何でもできる」「プッシーに触ればいい」などと話した猥談の内容が米紙ワシントン・ポストにリークされ、「女性の敵」と非難されて最大のピンチを迎えた。

 それも結果的には大した影響は無かった。 そんなトランプ氏の資産は約40億ドル(約4270億円)。大統領選中は所有するボーイング757機に乗り込み、全米を飛び回った。大統領就任後は「エアフォース・ワン」が専用機になるが、同機は旧型のボーイング747。トランプ氏にとってはダウングレードになる?