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September , 2017
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中国人漫画家が日本で感じた異文化について体験レポ漫画「中国が絶対に日本に勝てない理由」

2016年11月13日(日)12時00分更新
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なにやら過激なタイトルの「中国が絶対に日本に勝てない理由」孫向文(扶桑社)。著者である孫さんは、日本に住んで3年になる中国人漫画家。タイトルに反し、中身は漫画で、孫さんが日本で感じた異文化について体験レポ的に描いてある。

一章12ページ程度なので、気負わずサクサク読める。やはり、日本特有の文化と言えば「地下アイドル」と「ヲタク文化」。マーケット的にも、日本のみならず海外も巻き込むその影響力は、他国からもまだまだ一目を置かれていると言える。

東スポ裏通りWEBでもおなじみのアイドル達。本著によれば、中国では学業が優先されるため、18歳未満のアイドルがほとんどいないと言う。民間の芸能事務所が18歳未満の子を雇うのが厳しい状況らしい。さらには「枕営業」も常態化されているため、低年齢層のアイドルの活動が難しい。

日本では、ローティーンの女の子が地下アイドルから、テレビで活躍するグループにまで在籍している。これは、治安やモラルなどの安全の証なのかもしれない。

「ヲタク文化」に触れた章では、造型のイベントを取り上げている。表現規制のある中国では、パンチラも胸チラもNG! グロテスクな表現ももちろんNG! とにかく、日本では当たり前に日常にありふれている風景が、実は自由なのだと実感させられる。

ふと、立ち止まって自分が住んでいる国に対して考えてみたい。そんな時にお勧めの一冊だ。

■『中国が絶対に日本に勝てない理由」』孫向文(扶桑社)

http://www.fusosha.co.jp/books/detail/9784594075330

価格:1000円(税抜き)