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August , 2017
Wednesday


ソロデビュー20周年の杉本恭一が新作『STEREO 8』でリスナーを誘うロックな旅

2016年11月15日(火)06時00分更新
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   1987年に『パヤパヤ』でデビュー以降、日本のロック、スカシーンに大きな影響を与え続けるLÄ-PPISCH(レピッシュ)。そのギタリスト杉本恭一が、ソロデビューアルバム発表から20周年の今年、通算8作目となる『STEREO 8』を16日、テイチクレコードからリリースする。杉本といえば、LÄ-PPISCH時代からアグレッシブなライブパフォーマンスに定評があるが、アルバムも、そんな彼のプレイヤーとしての息吹が詰まった内容になっている。

   イントロダクションを飾るのは、疾走感溢れるサイケデリックなインストナンバー『Stowaway』。あらゆる色が混在するペイントアートのようなサウンドは、まさにジェフ・ベックを彷彿させる。「electric shock シビレ響け!」と歌い上げるリード曲『電撃』では王道なギターリフが飛び交うなど、ロックンロールの定義を音で語るなら、まさにこのドライブ感がぴったり。ライブでオーディエンスが間違いなく欲しがる音だ。

  レゲエ調の楽曲『Tour』では一変、ゆったりした裏打ちのBPM。「RooRoo次の街で Roo Roo 何演ろうか」とのんびり、機材車でバンドマンが旅をする情景が浮かぶ。 今作の中でも最上級のロックパーティーチューン『ラオラウ』は、オーディエンスの声も収録されており、ライブでは一気にヒートアップする定番の楽曲となりそう。ラストを飾る『Doorway』では、ギター・ハーモニクスで幻想的な世界を表現しており、心に共鳴する不思議な感覚が味わえる。   ロックンロール、レゲエ、ファンク、カントリーなどギターを主体として実に多彩で遊び心溢れる。全体に流れる浮遊感と、杉本の乾いた声で歌う押し付けがましくない詩の世界観には彼の人柄が滲み出ている。「まぁ、肩の力を抜きなよ」とリスナーを優雅なロックンロール・ツアーへといざなってくれることだろう。

   同期演奏が主流な昨今の日本の音楽シーンにおいて、生バンドにこだわったプレイヤー達の”顔”が見えるサウンド。レコーディングも行ったバンドメンバーは、wash?の奥村大(G, Cho)、VOLA & THE ORIENTAL MACHINE、さらにはthe pillowsのサポートも務める有江嘉典(B, Cho)、syrup16g、VOLA & THE ORIENTAL MACHINEの中畑大樹(Dr, Cho)という強力な布陣で、大人が楽しめるロックアルバムに仕上がっており、ライブで更にヒートアップすること間違いなしの10曲だ。

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■Kyoichi-WEB http://www.kyoichi-s.com/   ■「STEREO 8」収録曲  

  1. Stowaway(Band Ver.)
  2. 電撃
  3. NEW1
  4. Tour
  5. Byway
  6. Dusk
  7. 屋上
  8. パレード
  9. ラオラウ
  10. Doorway

  ■Tail Peace Tour 2016   2016年11月16日(水)岡山県 PEPPERLAND 2016年11月18日(金)福岡県 INSA 2016年11月20日(日)香川県 高松TOONICE 2016年12月10日(土)愛知県 ell. SIZE 2016年12月11日(日)大阪府 ROCKTOWN 2016年12月23日(金・祝)東京都 下北沢GARDEN