22
August , 2017
Tuesday


ゴールドアクター 母系から受け継いだスタミナ味方にJC父子制覇だ

2016年11月24日(木)09時17分更新
Pocket

同じスクリーンヒーロー産駒で連勝を続けていたマイル王者のモーリスは、安田記念、札幌記念連続2着で快進撃は途切れたものの、天皇賞・秋で見事2階級制覇を達成。同じく天皇賞・春で大敗を喫し5連勝でストップしたゴールドアクターも、秋初戦のオールカマーを快勝。今回は父スクリーンヒーローが勝ったジャパンCでの父子制覇に挑む。母のヘイロンシンは平地では未勝利だったものの、障害で2勝を挙げ、阪神ジャンプSで5着した。その父キョウワリシバは米年度代表馬アリシーバ(ケンタッキーダービー、プリークネスSなど米GⅠ9勝)の産駒で、牝馬3冠のスティルインラブの母ブラダマンテの半弟となる。重賞では朝日チャレンジC3着があるだけだが、2600メートルの松前特別をは10馬身差で圧勝したように、スタミナは豊富だった。モーリスがスクリーンヒーローの祖母ダイナアクトレスのスピード色が強いのに対し、ゴールドアクターは、このキョウワアリシバからスタミナを受け継ぎ、2400~3000メートルを得意としている。祖母は未勝利、曽祖母は1勝馬。4代母トサクインは桜花賞にも出走(2番人気、7着)したほどの馬だが、障害入りして11勝を挙げている。その産駒に神戸新聞杯のホウシュウリッチ、阪神障害Sのオウシュウアンダーがいる。良血馬と外国人騎手の活躍が目立つ中、地味な血統の馬と乗り役のコンビというのもロマンがある。(笹栗康昭)