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December , 2017
Thursday


ソウルスターリング ディープインパクト産駒いなくても怪物の娘がいる

2016年12月8日(木)12時38分更新
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珍しくディープインパクト産駒不在の阪神JFとなったが、注目は14戦無敗のフランケルの初年度産駒ソウルスターリングだ。フランケルは14勝のうちGⅠが10勝。芝のマイルを主戦場としたが、芝10ハロン88ヤードの英GⅠインターナショナルSでも7馬身差で楽勝した。とにかく合計着差が76馬身にもなるというのだから世界最強の声が上がるのも無理はない。さらに母スタセリタの成績もすごい。こちらは生涯負け知らずとはいかなかったが、サンタラリ賞、仏オークス、ヴェルメイユ賞のGⅠ3連勝を含むデビュー6連勝を記録し、凱旋門賞に挑戦(7着)した。4歳時にはジャンロマネ賞を、米移籍の5歳時にはビヴァリーディーSとフラワーボウル招待Sに優勝。獲得したGⅠは6つになるという名牝だ。フランケルの父は2010年から5年連続で英愛リーディングサイアーに輝いたガリレオ。今年の凱旋門賞でも1~3着を独占するなど欧州では圧倒的な強さを誇るが、日本に入ってきた産駒の成績はもうひとつ。サドラーズウェルズ系は日本の高速馬場への適応が懸念されるが、すでにフランケル産駒はミスエルテがファンタジーSを制している。マイルで活躍したフランケルには無用の心配となりそうだ。また、ソウルスターリングの母の父は独リーディングサイアーに3回輝いたモンズーン。ガリレオ×デインヒルというノーザンダンサー系の組み合わせのフランケルに、ドイツ血脈を配合したことでスタミナも期待できそうだ。(笹栗康昭)