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September , 2017
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サウンズオブアース 父ネオユニヴァース産駒は中山で活躍

2016年12月22日(木)10時55分更新
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3歳春のはなみずき賞を最後に、久しく勝ち星から遠ざかっているサウンズオブアース。この間、重賞で2着7回。しかも、菊花賞、有馬記念、ジャパンCとGⅠでの2着が3回もある。そろそろ“最強の2勝馬”の肩書を外したいところだ。母ファーストバイオリンは米2勝。産駒には米GⅠブルーグラスS(AW9ハロン)の勝ち馬ドミニカンがいる。また、祖母サンライズシンフォニーのひ孫には、米GⅡレイヴンランSに勝ったマダムカクタスがいる。牝系はニューヨーク牝馬3冠(エイコーンS、マザーグースS、CCAオークス)の4代母クリスエヴァートにさかのぼる名門ファミリー。クリスエヴァートの産んだ5頭の牝駒すべてがステークスウイナーの母、または祖母となり、牝系は世界的に広がった。中でもシックスクラウンズは直子から名種牡馬チーフズクラウン(米2歳牡馬チャンピオン)、クラシッククラウン(米GⅠフリゼットS、同ガゼルH、リーチザクラウンの祖母)を出したほか、孫からはシルクフェニックス(交流GⅡエンプレス杯2回)、ひ孫からはバーボンカリッジ(米GⅡスーパーダービー)を出し、牝系の発展に貢献した。サウンズオブアースの父ネオユニヴァースは、10年の勝ち馬ヴィクトワールピサを出したように中山での活躍が目立つ。母の父ディキシーランドバンドも菊花賞とメルボルンCに勝ったデルタブルースや、01年の2着馬アメリカンボスなどのブルードメアサイアーで、米国血統ながら底力がある。ここは重賞未勝利から、悲願のGⅠ制覇のチャンスだ。 (笹栗康昭)