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April , 2017
Monday


ラストダンサー ワイルドワンダー〝最後の弟〟

2017年1月26日(木)09時32分更新

昨春は枠順確定前出走取り消しなどもあり、成績がもうひとつだったラストダンサーだが、立て直した後は準オープン、オープン特別を連勝。素質開花の兆しが見えてきた。母ワルツダンサー(父サンデーサイレンス)はキーンランドC2着など芝、ダートを問わず1000メートル~マイル戦で6勝を挙げたスピード馬。9歳違いの半兄となるワイルドワンダー(父ブライアンズタイム)は08年の当レースのほかにプロキオンS、アンタレスSを制覇。南部杯2、3着、かしわ記念3着、フェブラリーS3着などダートGⅠ戦線で大活躍した。その1歳下となる半兄ラインドライブ(父グラスワンダー)は鎌倉Sなど中央ダートで5勝。その後は地方へ転籍し、金沢で7勝を挙げている。さらに、その1歳下のオペラブラーボはオペラハウス産駒らしく、新潟大賞典3着など芝の中距離を中心に6勝を挙げている。また、祖母ウィシングフォーアスターの全兄に米GⅠ・第1回BCスプリントの勝ち馬エイロが、祖母の妹の産駒にフェアリーS勝ちのマルターズヒート(16年福島記念Vマルターズアポジーの母)がいる。オペラブラーボから7年。活躍馬が出ない間にラストダンサーは名前の通り、母の最後の産駒になってしまった。父はダートGⅠを10勝したホッコータルマエを出したキングカメハメハ。この馬が重賞級の素質を秘めていたとしても何の不思議もない。 (笹栗康昭)