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December , 2017
Saturday


スワーヴリチャード 父ハーツクライに勢い

2017年2月9日(木)09時18分更新
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ハーツクライといえば晩成型種牡馬という印象が強いが、昨年の2歳リーディングではディープインパクト、ダイワメジャーに続く第3位と健闘。アルテミスSを制し、阪神JFでも2着したリスグラシューもおり、中身も濃い。年が明けても勢いは衰えず、若駒Sでは5頭立ての最低人気ながらもアダムバローズが見事な逃げ切り勝ちを収めている。共同通信杯に出走するスワーヴリチャードも、そのハーツクライ産駒。東スポ杯2歳Sでは惜しくもクビだけ差されたが、相手が重賞勝ちの実績があるブレスジャーニーでは仕方がない。米国産の母ピラミマ(父アンブライドルズソング)は日本で走ったものの2戦して未勝利。産駒には新馬↓エリカ賞を圧勝し、続くきさらぎ賞でも2着。クラシック候補と期待されながらも脚部不安で長期休養を余儀なくされ、昨年2年ぶりの復帰を果たしたバンドワゴン(父ホワイトマズル)がいる。祖母キャリアコレクションは米5勝。ソレントS、ランダルースSとGⅡを2勝し、GⅠハリウッドスターレットS、BCジュヴェナイルフィリーズで2着となっている。スワーヴリチャードの全姉エマノンも2勝しており、ハーツクライ×アンブライドルズソングは出走6頭全部が勝ち上がるという好相性を見せている。前述のアダムバローズもこの配合だ。逃げて圧勝した兄バンドワゴンとは対照的に、鋭い決め手が武器のスワーヴリチャード。スタートに難はあるが、東京コースなら力は出せる。 (笹栗康昭)