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August , 2017
Tuesday


役にたたない英語おせーたる(161)「永住権申請受理」で大慌て

2017年2月25日(土)09時00分更新
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 しばらく前、permanent residence(永住権)、通称green card(グリーンカード)を申請したと書いた。

 申請書類が受領されると、1週間ほどで、United States Citizenship and Immigration Services(USCIS=アメリカ合衆国市民権・移民局)から「申請書類、受け取って処理中」というメールが送られてくることになっていた。が、待てど暮らせど来ない。私の就労ビザは仕事を辞めると失効してしまうので、合法的にこの国に居るためには「green card申請中」の証拠が必要だ。

 書類はFedEx(フェデックス=宅配会社)で送ったので、USCISに届いていることは確かなのだが、「配送完了」では「green card申請中」の証拠にならない。ハラハラしながら待つこと約2週間。ようやく、USCISからtextが来た。”USCIS: Your case was received. Official Receipt Notice (Form I-797) to follow in mail.”(USCIS:申請書類受理。正式な受け取り通知I‐797フォームは後日郵送)。

 「ヤッター!」と大喜びしていたら、ダメ押しのようにメールも来た。どちらか一方でいいから、もっと早くくれれば心配しなくてすんだのに。ま、とにかくよかった。

 ちらっと聞いた話では、年末に申請料金が値上げされたことと、1月20日に反移民のトランプ政権が発足するということで、駆け込みのgreen card申請が殺到したそうだ。なので、通知が遅れたのだろうと察する。

 それからさらに1週間ほどして、I-797が郵送されてきた。receipt number(受領番号)とalien number(外国人番号)が記載されている。これら2つの番号は、今後、手続きをしたり問い合わせをするうえで重要な番号なので、紛失しては大変。

 以上は、私が引っ越しをする前の話。引っ越しをしたので、USCISのウエブサイト上で住所変更した。数日して、USCISから住所変更確認のレターも来た。これでばっちり…と思っていたら、ところがどっこい。

 ある土曜日、USCISから別のレターが届いた。旧住所宛で、新しい住所に転送されてきたものだ。レターの日付を見て逆算するに、転送に9日かかっている。

 手紙には、「2月〇日正午、オハイオ州のApplication Support Center(申請支援センター)で指紋採取のこと」と書かれていた。さらに、すべて大文字で、”IF YOU FAIL TO APPEAR AS SCHEDULED, YOUR APPLICATION, PETITION, OR REQUEST WILL BE CONSIDERED ABANDONED.”(指定の日時に現れない場合は、申請、請願、あるいは要請は破棄されたものとみなされる)とある。

 2月〇日は2日後の月曜日じゃないか!週末は役所が閉まっていてリスケジュールできないし、そもそもこんな土壇場でリスケジュールを試みて、「破棄されたものとみなされ」たんじゃたまったもんじゃない。指定日前にレターが届いたのをありがたく思うしかない。

 しょうがないので、翌日曜日に雪の中を10時間半かけてオハイオ州に向かい、その日は元隣人宅に泊めてもらって、月曜日に指定のApplication Support Centerに出かけた。

 指紋採取自体はものの3分程度で終了。いい人そうな職員さんだったので、”I changed my address at the end of last month, but the letter was sent to my old address, scheduling my appointment in Ohio. Will you check if your system registers my new address? I don’t want to drive another 10 hours to get an interview next.”(先月末に住所変更したんですが、古い住所にレターが送られてきました。予約もオハイオ指定です。システムにちゃんと新しい住所が登録されているか確認してもらえますか?次の面接のとき、また10時間運転するようなことはしたくありません)と言ってみた。職員さんは同情してくれて、彼女の上司に話をしてくれたが、上司いわく、Application Support CenterではUSCISのシステムの情報を確認することはできないのだという。”Why don’t you make an appointment with a field office? It won’t hurt. Better than driving 10 hours.”(地方事務所に相談の予約を入れてみたら?損はないでしょ。10時間運転するよりましですよ)と、上司。なるほど、そうするか。

 USCISにはカスタマーサービスがあって、ウエブサイトにも通知にも電話番号が記載されているが、人間が出てくれないのである。話にならない。

 指紋採取をさっさと終え、ニュージャージーへの帰路についた。復路は天気も道路事情もよく、8時間半で帰宅できた。ほっ。green card申請は体力勝負である。