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June , 2017
Thursday


米アカデミー賞授賞式で前代未聞の大失態!受賞作品間違っちゃった…

2017年2月27日(月)04時24分更新

 ロサンゼルスで26日に行われた第89回アカデミー賞授賞式で、前代未聞の大失態が起きた――。

 授賞式のハイライトである作品賞の発表で、下馬評通りミュージカル映画「ラ・ラ・ランド」が受賞。出演者ら一同が大喜びでステージに登場し、感動の受賞スピーチの真っ最中、あろうことか、受賞作品はバリー・ジェンキンス監督の「ムーンライト」と判明したのだ。ざわつく壇上で「ラ・ラ・ランド」のプロデューサー、ジョーダン・ホロウィッツ自身が「受賞は『ムーンライト』だ」とアナウンス。「これはジョークじゃないよ。さぁ、関係者の人たち、こちらにどうぞ」と呼びかけ、会場は温かい拍手に包まれた。

 このシュールな展開に「ラ・ラ・ランド」関係者は静かにステージを降り、変わって「ムーンライト」のジェンキンス監督やキャストが入れ替わるというカオス状態。同賞のプレゼンターを務めたウォーレン・ベイティは、もらった封筒に入っていたのが「エマ・ストーン 『ラ・ラ・ランド』」と書かれた用紙だったと説明。「だからどうしたものか、作品名を発表するのにためらったんだ。わざと間を置いたわけじゃない」と観客に伝えた。そして作品名を読み上げたのはベイティと一緒にプレゼンターを務めたフェイ・ダナウェイだった。

 米メディアによると、「ラ・ラ・ランド」のエマ・ストーンが主演女優賞を受賞し、その時に発表された封筒が、バックステージで作品賞発表用の封筒と交じり、間違ってプレゼンターのベイティらに渡された可能性がある。

 そんな中、壇上に上がった「ムーンライト」のジェンキンス監督は「夢の中でも、こんなことは起きないだろう。でもこれは現実なんだ。『ラ・ラ・ランド』に愛を。そして、全ての人に愛を」と挨拶した。

 作品賞を逃したものの、「ラ・ラ・ランド」は歴代最多タイの14部門にノミネートされ、デイミアン・チャゼルの監督賞や作曲賞、撮影賞など今年度最多の6部門を受賞した。

 また、「マンチェスター・バイ・ザ・シー」のケイシー・アフレックが主演男優賞に輝いた。助演男優賞には「ムーンライト」のマハーシャラ・アリ、助演女優賞は「フェンス」(原題)のヴィオラ・デイヴィスがそれぞれ受賞した。