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April , 2017
Friday


政権批判満載で最後に〝自爆〟した米アカデミー賞にトランプ大統領が反撃

2017年2月28日(火)03時01分更新

余裕で反撃のトランプ大統領(@realdonaldtrump/instagram)

余裕で反撃のトランプ大統領(@realdonaldtrump/instagram)

 ドナルド・トランプ米大統領(70)にとっては、まさに「ざまーみろ!」だろう。反トランプ一色だった26日の米アカデミー賞授賞式の最後の最後で起きた、作品賞の誤発表という前代未聞の大失態について、トランプ氏は「政治にばかり気を取られて、最後まで集中できなかったんじゃないか」と皮肉たっぷりに反撃した。

 同授賞式の冒頭、オープニングトークで司会のジミー・キンメル(49)は、「この番組は全米で、そして世界225以上の国や地域で放送されています。まぁ、今じゃ米国嫌いの国ばかりになっちゃいましたけど」と切り出し、笑いを誘った。続けて「私が言うまでもないですが、この国は今、分断されています」と、トランプ氏にあてつける発言。

 自分を批判した米女優メリル・ストリープ(67)を「ハリウッドで最も過大評価されている女優の一人」とツイートしたトランプ氏をネタにジミーは、20回目のノミネーションで出席していたメリル・ストリープのため「みんなで評価に値しない意味の無い拍手を送りましょう!」と呼びかけ、会場は爆笑と喝采に包まれた。

 また、式の合間のトークでジミーはツイッターをスマホでチェック。「トランプさんはぜんぜんツイートしてないよ」と茶化し、「やぁトランプさん、まだ起きてる?メリルがよろしくって言っているよ」と大統領宛に生ツイートした。ジミー以外でも、受賞者による反トランプ色の強いスピーチが目立った。

 そんなアカデミー賞授賞式について、当のトランプ氏は27日、米保守系ニュースサイト「ブライトバード・ニュース」とのインタビューで「昨夜の授賞式に魅力を感じなかった。私もアカデミー賞に出席したことがある。でも、今回は特別な何かが欠けていたし、最後は悲しかったね」と軽く流した。「悲しかった」とはもちろん、授賞式のハイライトの作品賞の発表で、「ラ・ラ・ランド」が受賞作品とした後で実は「ムーンライト」だったと訂正した大チョンボのことだ。

 米紙ニューヨーク・タイムズによると、同授賞式は米国では約3300万人が視聴した。