28
June , 2017
Wednesday


ダイワキャグニー 配合だけ見れば1億円500万円の馬ではないが…

2017年3月2日(木)09時21分更新

新馬→特別を連勝し、俗に言う「エリートコース」に乗ったダイワキャグニー。前走で破ったエトルディーニュが共同通信杯で2着しているだけに、ここでも十分勝負になるはずだ。父キングカメハメハ、母トリプレックス(父サンデーサイレンス)という血統。2015年のセレクトセール(1歳馬)で1億500万円という高値で落札されている。このセールでは8頭に1億円を超える値がつけられたが、6頭はディープインパクト産駒。それ以外の産駒はわずか2頭だった。母トリプレックスはフィリピンTなど芝の1800~2000メートルで4勝を挙げ、GⅡローズS4着と中距離で活躍した。繁殖としてはアメジストSなど現4勝でオープン特別プリンシパルS2着のミエノワンダー、平地4勝、障害1勝のアイアムイチバンなど、送り出した産駒8頭中7頭が勝ち星を挙げている。祖母トリプルワウ(父コースタル)はカナダ産の輸入繁殖。加GⅠシリーンS、米GⅢネクストムーヴH、加GⅡメイプルリーフSなど北米14勝を挙げている。産駒には加年度代表馬に選ばれたアリワウ、北九州短距離Sなど5勝のフサイチオーレ、上総特別など4勝のアサクサキーマンがいる。兄姉はコンスタントに活躍しているとはいえ、1億円を超えるほどの良血とは思えないダイワキャグニー。それだけ馬のデキが良かったのだろう。今回は連勝した東京からコースが替わるが、先行力があるだけに中山は歓迎だ。 (笹栗康昭)