26
April , 2017
Wednesday


役にたたない英語おせーたる(163)運転免許証と車両登録の続き

2017年3月11日(土)09時00分更新

ニュージャージー州のナンバープレート

ニュージャージー州のナンバープレート

こちらはオハイオ州のもの

こちらはオハイオ州のもの

窓に張られた登録ステッカー

窓に張られた登録ステッカー

 前回のMotor Vehicle Commission(MVC、自動車委員会)の続きだ。

 せっかちな江戸っ子調の英語を話すおやじのID check(ID確認)を終え、次に進んだのが、driver’s license(運転免許証)発行窓口だった。これもまた長い列ができていて、ずいぶん待たされた。都会に住んでいることを実感する。

 この窓口の女性は、前回書いた、典型的な役所職員だった。同僚と延々と話をして客を平気で待たせるのである。いくつも窓口がある割に長い列ができているのはそのためだろう。

 同僚とはべちゃくちゃ話をしているのに、客の私には必要最低限の言葉のみ。”Driver’s license?”(運転免許証は?)とか、”$129 in total. Credit?”(全部で129ドル。クレジットカード?)とか。

 ニュージャージー州のdriver’s licenseを発行してもらった次は、vehicle registration(車両登録)である。同じ窓口でやってくれた。よかった、また別の窓口で長い列に並ばないといけないのかと思った。

 州をまたいでdriver’s licenseを書き換えたことは以前にもあったのだが、車を州外に持ち出すのは今回が初めて。vehicle registrationにはtitle(権利書)が必要だ。titleというのは、車に付随する権利書のことで、非常に重要な書類だ。これがないと車の売買・譲渡ができない。

 私の車はオハイオ州で購入したので、オハイオ州のtitleが付いていた。そのtitleを窓口で提出し、処理を待つことしばらく。新しいニュージャージー版のtitleが印刷されて手渡された。へぇ、車の所在も州が変わると、車のtitleも変わるんだ。

 すべての手続きが終わり、私のオハイオ州のdriver’s licenseとtitleは没収され、ニュージャージーのlicense plates(ナンバープレート)ももらった。うむう、オハイオに比べて地味だ…。

 ちなみに、アメリカのlicense platesは州によって違う。各州の特徴が描かれていることが多い。が、ニュージャージーには特徴がないのか、黄色に黒字と、何の特徴もないlicense platesだ。

 窓口を去り際、不愛想な女性に、”You’ve got a vehicle inspection in 14 days.”(14日以内に車両検査を受けるのよ)と言われた。vehicle inspection(車両検査)って何だ?!“Go to one of those locations.”(これらのどれかに行きなさい)と言って、検査場のリストをくれた。とにかく行くしかない。

 翌日、最寄りの検査場に出かけ、ほかの車に続いて列を作っていたら、職員に”What year is this?”(何年製か?)と聞かれた。”It’s 2014.”と返事をすると、”Back up, go around the garage and go inside the building.”(バックして、検査場をぐるっと回って、建物の中に入ってください)と言う。

 言われるままに、車を停めて建物の中に入っていくと、メカニックなおやじたちがたむろしていた。ニュージャージーのlicense plates、driver’s license、vehicle registrationのレシートなどなど必要と思われるものを抱えて、”Hi, I just moved to New Jersey …”(ニュージャージーに引っ越してきたばかり…)と言いかけると、”Do you need vehicle registration?”(車両登録が必要なのかい?)と、私が言い終わる前に聞かれた。”Um, I went to MVC yesterday …”(昨日、MVCに行って…)。これまた私が言い終わる前に、”So, you need registration.”(だから登録だろ)。”Um, I guess so.”(だと思います)。

 ID checkのおやじにしろ、検査場のおやじにしろ、New Jerseyite(ニュージャージー人)はせっかちだ。

 簡単な事務処理をした後、“Alright, I will put a sticker on your car.”(よし、おまえの車にステッカー貼ってやるからな)と言って、駐車場へ。Windshield(フロントガラス)に「2019年2月」を示すステッカーをぺたりと貼って終了。私の車は製造から5年経っていないので、inspectionは免除されるらしい。”You will get an inspection before your birthday of 2019, OK? I will see you then.”(2019年の誕生日までに検査を受けるんだぜ。そんときに会おう)だって。

 ちなみにこのinspection、ニュージャージー独特のもので、オハイオにはこんな制度はなかった。日本の車検とは違って、排気量をチェックするだけの簡単なものらしい。