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May , 2017
Friday


役にたたない英語おせーたる(171)不動産仲介業者

2017年5月6日(土)09時00分更新

 最近、ようやく友達らしい人ができた。Irena(イレーナ)は、数週間前にopen house(オープンハウス、不動産の一般公開)で会ったrealtor(不動産仲介業者)だ。私たちにはまだ地の利がないので、すぐに家を買うつもりはないのだが、不動産の相場を学習するため、open houseを見て回っている。

 いくつか回って分かったことは、realtorの質が笑えるほど悪いということだ。property(物件)の知識がないから、こちらの質問に答えられない。そもそも客の言うことに貸す耳がない。そのくせ、こちらが引くくらい強気でセールスしてくる、などなど。

 そんなrealtorと話をするのは非常に疲れる。なので、”We will call it a day after the next open house.”(次のオープンハウスを見たら、今日は終わりにしようか)なんて言いながら入ったopen houseにIrenaがいたのである。

 彼女はlaid back(ゆったり構えた)していて、簡単にpropertyを説明した後、”Feel free to take a look around. If you have questions, please let me know.”(自由に見て回ってください。ご質問があれば、呼んでください)と言って私たちを解放してくれた。

 ひととおり見た後、彼女と世間話になった。世間話ができるrealtorにそれまで遭遇したことがなかった!

 彼女は私たちの近所のtown house(タウンハウス、お隣さんと壁を共有する家)コミュニティに住んでいると言い、私たちが興味を示すと、そのコミュニティの売り物件を見せてくれることになった。

 別の週末、そのpropertyを見せてもらった後、propertyそっちのけで、またしても世間話になった。私たちが引っ越ししてきてまだ日が浅いということで、「何々料理なら、どこそこのレストランがおいしい。どこそこの公園は景観がいい」など、いろいろ情報をくれた。その日は、”We should get together some time.”(いつか一緒に出かけましょうね)と言って別れた。

 帰宅後、彼女から”Are you interested in joining us at a Turkish restaurant tomorrow?”(明日、トルコ料理に行きませんか?)とtext(ケータイメール)が来た。家に帰って、旦那さんの都合を確認してから連絡してきてくれたのだろう。

 翌日、彼女と旦那さんと夫と私で当のトルコ料理店へ。旦那さんとは初対面なので、お互いに仕事の話になった。彼はニューヨークでarchitect(建築士)をしており、skyscrapers(高層ビル)をデザインしているという。彼の会社はロンドンやアジアにもオフィスがあり、彼は上海や香港のプロジェクトを手掛けているそうだ。”I work almost 24/7 because of time difference. I participate in meetings from home early in the morning and late at night.”(時差の関係で、ほぼ一日24時間週7日稼働ですよ。朝早い会議や夜遅い会議は家から参加してます)。彼の話を聞きながら、「わあ、ニューヨークだな~」と思った。

 オハイオにいたときも、周りに大企業に勤めている人たちがたくさんいたのだが、「エリート!」という気取った感がなかった。仕事が終わったら、家の芝刈りします、野菜育ててます的な人たちが多かった。なんか、ニューヨークは違うな~。

 ともかく、Irenaと旦那さんが気さくないい人たちでよかった。近所に知り合いがいると思えると、なんとなく心強いものである。