17
October , 2017
Tuesday


米MTVムービー・アワードで史上初の「最優秀俳優賞」にエマ・ワトソン

2017年5月9日(火)03時11分更新
Pocket

初代の最優秀俳優賞に輝いたエマ(@blogpaulocastilho/instagram)

初代の最優秀俳優賞に輝いたエマ(@blogpaulocastilho/instagram)

 今年の米「MTVムービー・アワード」は画期的だった。これまで、ほかの映画賞のように最優秀男優賞や同女優賞という具合にカテゴリー分けしていたものを、今年から男女を区別しない「最優秀俳優賞」を創設。7日の授賞式で、大ヒット公開中の「美女と野獣」で主演したエマ・ワトソン(27)が見事、同賞の栄誉に輝いた。

 受賞スピーチでエマは「性別で候補者を区別しないという史上初となる俳優賞は、私たちがこれまでの歴史をどう捉えているかを物語っています」と前置き。

 「MTVが演技についてジェンダーニュートラル(性別に中立)な賞を創ったということは、全く新しいこと。ただ、私にとってはそれだけではありません。演技とはもともと別人に成り切る能力そのものであり、2つのカテゴリーに分けること自体不必要だった」とし、同賞の趣旨を賞賛した。

 その一方、ハリウッド関係者の中には、俳優賞のような動きには否定的な見方をする意見も。

 近年、米アカデミー賞で白人ばかりがノミネートされるという“ホワイトアウト現象”が問題視されたように、実はハリウッド、男性が断然優位の白人至上主義がまかり通る世界。そうなると、「俳優賞を受賞するのは男性ばかりで、女性の受賞者が激減する」と懸念する声も上がっているのだ。

 ゴールデン・グローブ賞やアカデミー賞など、ほかの大手映画賞が今後、MTVに追随するのかどうか注目される。