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July , 2017
Friday


スマートレイアー 重賞3勝中マイル戦2勝の実績

2017年5月11日(木)09時11分更新
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得意とする桜花賞での連続連対記録は途切れてしまったが、マイルのGⅠならディープインパクト産駒が中心だ。実績ではGⅠ2勝のミッキークイーンだが、制したのは2400メートルのオークスと2000メートルの秋華賞。マイルがベストとは言えないだけに、ここは重賞3勝中2勝がマイル戦というスマートレイアーに期待したい。先週の京都新聞杯を半弟プラチナムバレットが豪快に差し切り勝ち(レース後骨折が判明したが)という牝系の後押しもある。将来を見据えて根幹繁殖馬として導入した曽祖母ダムスペクタキュラーがフランスで出産し、後に日本に輸入されたのが祖母シャルムダンサー(父グルームダンサー)。そこにホワイトマズルを配合して誕生したのが母スノースタイル。ホッカイドウ競馬から中央に移籍し、6年走り続けた孝行娘だった。ホワイトマズルはイングランディーレ(天皇賞・春)、アサクサキングス(菊花賞)のような長距離馬を出す一方で、ビハインドザマスク(スワンS)のような短距離馬も出している。スノースタイルも中央での2勝は1200メートルと1400メートルの特別戦で挙げたものだ。繁殖入りしてしばらくは結果を残せなかったが、スマートレイアーに続き、プラチナムバレットが重賞制覇。「いつか走る子を出す」という関係者の信念が実を結んだようだ。過去3度のヴィクトリアマイルでは、1番人気8着、6番人気10着、3番人気4着に終わったスマートレイアー。今回こそ、巻き返しを期待したい。 (笹栗康昭)