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December , 2017
Tuesday


アンティノウス クロフネ産駒ダート界の大物誕生なるか

2017年6月15日(木)09時27分更新
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初勝利までに5戦を要したアンティノウスだが、続く500万下も4馬身差で圧勝。デビュー時より20キロ増と馬体も充実。抽選待ちの身ではあるが、重賞でも勝負になりそうだ。母ミクロコスモス(父ネオユニヴァース)は中山スプリングプレミアムなど芝1600~1800メートルで4勝。阪神JF3着、秋華賞5着とGⅠでも好走したものの、重賞には手が届かなかった。祖母ユーアンミーは米国産で、GⅢフォワードギャルS(ダ7ハロン)に勝ち、GⅡダヴォナデイルS(ダ8・3ハロン)、GⅢノーブルダムゼルH(芝8ハロン)2着。芝、ダート兼用の活躍を見せた。ミクロコスモスの全弟ウェスタールンドは大宰府特別など現3勝。ハーツクライ産駒の半妹リングネブラも3勝を挙げている。曽祖母アーキミリオネアは米1勝。4代母コクリシュの産駒に英GⅢメイヒルSのラルーシュがいる。その産駒であるランドオウナーは英GⅢクイーンズヴァーズSに勝ち、同グッドウッドC3着と芝16ハロンの長距離戦で活躍した。アンティノウスのクロフネ×ネオユニヴァース牝馬の配合は、今年のNHKマイルCの覇者アエロリットと同じ。こちらはヴァイスリージェントの4×5のクロスがあり、よりパワーが強調されたようだ。ダート戦を得意とするクロフネではあるが、中央での重賞勝ちはマイネルクロップのマーチSしかない。そろそろダート界の大物が出てもいいころだ。(笹栗康昭)