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July , 2017
Tuesday


米最大野外フェスで合成麻薬使用して死亡した男性の父親 主催者を訴える

2017年6月21日(水)03時33分更新
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EDCは電子音楽と光の祭典だ(@edc_lasvegas/instagram)

EDCは電子音楽と光の祭典として世界中で大人気(@edc_lasvegas/instagram)

 全米最大の野外エレクトリック・ダンス・ミュージック・フェスティバルで、合成麻薬“エクスタシー”を使用して死亡した男性の父親が、「急病人に備える義務があったにもかかわらず、対応を怠った」として主催者のライブ・ネイションなどを訴えた。

 提訴したのは、2015年にラスベガスで行われた恒例の「エレクトリック・デイジー・カーニバル(EDC)」で亡くなったニコラス・トムさん(当時24)の父親テリー・トムさん。

 訴状によると、ニコラスさんは3日間開催された同フェスに参加し、コンサートの最中にエクスタシーを服用した。だが、同地の気温は43度にも上昇し、ニコラスさんはけいれんを起こし、口からは泡を吹いて倒れた。その場にいた他の観客らがニコラスさんを運び出し、医療スタッフを探したが、近くに見つからず、結局、救急テントに運ぶまで30分を要した。

 ところが、テントの医療スタッフは別の救急患者にかかりきりで対応できず、医療ボランティアは適切な救命措置が施せなかったため、ニコラスさんはその場で息をひきとったとしている。

 原告は、EDC主催者側が、観客の多くがエクスタシーを使用し、毎年のように薬物による死者がでていることを認識していたにもかかわらず、医療スタッフを拡充するなどの適切な措置をしてこなかったとして損害賠償を求める。賠償額は不明。

 1997年に始まった超大型野外フェス、EDCはラスベガス、シカゴ、ニューヨークなどで開催され、毎年多くの観客を集める。ニコラスさんが亡くなった15年のフェスには約13万5000人が参加した。

 EDCは日本でも今年、ゴールデンウィーク中に千葉マリンスタジアムと幕張海浜公園特設会場で2日間行われた。

 

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