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July , 2017
Tuesday


シュヴァルグラン GⅠ馬の姉妹に追いつくのはこれから

2017年6月22日(木)09時14分更新
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キタサンブラック1強ムードだが、メジロマックイーンを破ったメジロライアン、テイエムオペラオーを破ったメイショウドトウなど宝塚記念は「悲願のGⅠ制覇」が達成されたレースでもある。今年、このパターンに最も当てはまるのはシュヴァルグランだろう。ここまでGⅠで2着1回、3着2回と好走しているが、いずれもキタサンブラックに敗れている。ディープインパクト産駒の半姉ヴィルシーナがヴィクトリアマイルを連覇して引退したのに続き、同じディープ産駒の半妹ヴィブロスも秋華賞、ドバイターフとGⅠを2勝。GⅠ制覇では妹にまで先を越されたが、ここは兄としての威厳を見せつけたいところだ。母ハルーワスウィート(父マキアヴェリアン)は5勝。不出走馬の祖母ハルーワソングもディープインパクトとの配合でフレールジャック(ラジオNIKKEI賞)、マーティンボロ(新潟記念、中日新聞杯)と2頭の重賞勝ち馬を出している。さらに曽祖母モーンオブソングの産駒には仏GⅠヴェルメイユ賞のメゾソプラノがおり、4代母は競走馬としても繁殖牝馬としても一流の成績を残したグローリアスソング(米最優秀古牝馬、加年度代表馬)という名門だ。父が4歳暮れに有馬記念を、5歳春にドバイシーマクラシックを制したハーツクライだけにディープ産駒の姉妹よりも、シュヴァルグランのGⅠ勝ちが遅くなるのは当然ともいえる。追いつき追い越すチャンスはまだまだある。 (笹栗康昭)