17
October , 2017
Tuesday


相次ぐセクハラ問題で揺れる米FOXニュース 今度は番組編成トップ解雇

2017年7月4日(火)03時47分更新
Pocket

FOXスポーツのロス本部

FOXスポーツのロス本部

 昨年は経営トップのセクハラ問題で揺れた米FOXニュース(本社ニューヨーク)。4月には同局が誇る長寿ニュース番組の有名司会者に複数の女性へのセクハラス疑惑が発覚。本人を降板させたことで幕引きをしようとした同テレビ局だったが、今度はスポーツ番組編成の責任者にもセクハラスキャンダルが浮上した。

 FOXニュースのスポーツ部門、FOXスポーツ(本部ロサンゼルス)は3日、番組編成責任者ジェイミー・ホロウィッツ氏を解雇したと発表した。

 地元紙ロサンゼルス・タイムズは、FOXは先週から約1週間をかけてホロウィッツ氏によるセクハラ被害を訴えた人気リポーターやプロデューサーら複数の女性から事情を聴いていた

 ホロウィッツ氏は解雇を不服として、法的措置を取る構えだ。

 一方、4月19日に降板したのは、20年以上にわたり全米で親しまれたニュース番組「オライリー・ファクター」の司会を務めたビル・オライリー氏。

 米メディアによると、番組出演者や制作スタッフなど5人の女性がオライリー氏のセクハラ被害を訴え、FOX側は女性らに計1300万ドル(約14億円)を支払い、和解。その間、多くのスポンサー企業が同番組の広告から撤退していた。

 オライリー氏の疑惑は、FOXニュース創業者の一人で前CEO(最高経営責任者)のロジャー・エイルズ氏によるセクハラ騒動に続くものだった。

 エイルズ氏は同ニュースの人気女性キャスターだったグレッチェン・カールソン氏に性的関係を迫ったが、拒否されたことで報復手段としてカールソン氏を解雇。ところが同キャスターから訴えられるとエイルズ氏は昨年7月21日、CEOを電撃辞任し、FOXニューストップによるセクハラスキャンダルとして全米で大きく報じられた。以来、再発防止のための対策を練ってきたFOXニュースだったが…。