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October , 2017
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SNSの「クマのプーさんと習主席がそっくり!」で中国がネット規制強化

2017年7月19日(水)04時35分更新
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 いくら経済成長したといっても、所詮は一党独裁国家だ。しかも度量が狭い。中国の検閲当局が、インターネットから「クマのプーさん」をブロックしたというのだ。丸っこくてふっくらしたプーさんの姿が習近平国家主席に似ていると中国版ツイッター「微博(ウェイボー)」などで評判になったため、「それはけしからん!」と、世界中で人気のディズニーキャラクターをネット上から“抹殺”したのだ。

 そのきっかけになったのが2013年に習主席と当時のバラク・オバマ米大統領が並んで歩く姿を、プーさんとトラのティガーになぞらえた画像がネットで拡散したこと。その後、今度は習主席と安倍晋三首相が無表情で握手する写真を、プーさんとロバのイーヨーが手をつなぐ絵を比べる画像も登場した。

 中国のネットユーザーたちの他愛ないユーモアだったが、こんな些細なことも中国当局にとっては取り締まり対象なのだ。その結果、当局による検閲が強化され、最近になってプーさんの画像が中国のネットから消えたというのだ。

 17日には英紙フィナンシャル・タイムズが「北京が習氏の風刺をブロック」という記事を写真付き1面トップで掲載。米CNNも19日、「中国でこの数日の間に、『くまのプーさん』がインターネットから姿を消した」と報じた。

 普通の国なら、トップがプーさんに似ていると評判になれば、親しみやすさと愛らしさで好感度アップにつながると利用しそうなものだが…。