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October , 2017
Saturday


G線上のホース 函館2歳S 「打たれても立ち上がれ」

2017年7月22日(土)07時44分更新
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函館11R 函館2歳S

つい先日に始まったばかりだと思っていた福島・函館・中京がもう最終週。函館では世代最初の重賞が行われます。キャリアが少ないこの時期の2歳戦で何を基準に馬を見るべきか問われている様に思います。走破時計、血統、レースレベル、調教と視点は様々ですが基本はやはりレース自体をよく見ること。ここ最近はそれに尽きるのではないかと実感しています。最近は配当妙味の無い人気の2歳馬も紹介していますが、馬券勝負というよりはこのレースに出て来る馬は見ておいて欲しいという意味も込めています。少しずつ2歳戦が増えてくる来週以降もそういう点で注目して頂けると幸いです。

※推奨馬の横に自信度を掲載します。
★★★★★…どんな人にも薦められるG線上のホース渾身の一鞍。
★★★★☆…当日で絶対に買いたいレース。筆者も入れます。
★★★☆☆…1日の中でも当てておきたい、核となるレース。
★★☆☆☆…ここから筆者はきちんとした額で馬券を購入しています。
★☆☆☆☆…無理をして買わなくても良いレベル。

【推奨馬】カシアス 自信度★★★☆☆

◎カシアス
○ナンヨープランタン
▲パッセ
△リンガラポップス
△ダンツクレイオー
△ウインジェルベーラ
△ベイビーキャズ
  
ナンヨープランタンが勝利した6月18日の新馬戦(函館)は2着カシアス、3着リンガラポップスが後に勝ち上がっており高レベル。そのレースの勝ち馬を素直に評価しても良いのだが、上積みが非常に大きかったカシアスを狙ってみたい。新馬戦では逃げの手に出たが、未勝利戦では好位で折り合って直線では狭い所を割って悠々と抜け出した。キンシャサノキセキ産駒は超大物こそ出さないが、小倉2歳Sを制したシュウジや昨年のこのレース2着のモンドキャンノといった様に仕上がりの早さが売り。母父ディラントーマスはデインヒルの直系で洋芝や力の要る馬場では強さを発揮出来る。
相手には差して強い競馬をしたナンヨープランタンに、他場組では1番不気味なパッセ、新馬戦3着のリンガラポップスも評価したい。馬券は単複と馬連、3連複軸1頭流しで組み立てる。

中京11R 中京記念

【推奨馬】グランシルク 自信度★★☆☆☆

◎グランシルク
○アスカビレン
▲グァンチャーレ
△マイネルアウラート
△ダノンリバティ
△ピークトラム
△ケントオー
△ブラックムーン
 
素質は有るもののここ8ヶ月間、賞金加算が全く出来ないグランシルク。戸崎を批判する訳ではないが、折り合いを重視するあまり脚を余す機会が散見されており、馬券を買っている側からすると納得のいかない競馬も有る。今回は今の中京コースを完全に手の内に入れている福永をパートナーに据えたのが非常に大きなプラス材料になるはず。どうしても人気になるので、配当を狙いたい方は2、3着付けのフォーメーションを組むのも作戦だろう。
相手にはどうせならば薄めを狙いたい。調子は絶好のアスカビレン、タフな馬場が合うグァンチャーレ、行ければしぶといマイネルアウラートの3頭が穴候補。馬券は◎から先の3頭を2列目に置く3連複フォーメーションと◎を2着、3着付けにした3連単フォーメーションで組み立てる。

【純・推奨馬】

福島9R 栗子特別 ヒドゥンパラメータ 自信度★★☆☆☆

※単複のみ推奨
春の福島開催で未勝利を脱出したヒドゥンパラメータが間隔を空けて、今度は最終週の福島を使って来た。脚の使い所が難しい馬で勝ち上がるまでは歯がゆい競馬が続いていたが、前走は溜めに溜めて直線に賭ける競馬が功を奏して差し切り勝ち。他の上位陣が前々で運んでいたので内容も光るものが有った。最終週で馬場も適度に荒れてきており、昇級戦で古馬との初対戦になるがこのコースならば立ち回れる。

福島5R 2歳メイクデビュー(芝2000m) ギルトエッジ 自信度★★☆☆☆

※単複のみ推奨
先週ニシノベースマンが勝ち上がり産駒2頭目の勝利となったノヴェリスト。ここは小頭数ながら3頭の産駒がスタンバイ。中でも注目したいのが母系に筋が通っているギルトエッジ。母ランズエッジはディープインパクトの半妹で、半姉は高い素質を開花出来なかったロカ(阪神JF1番人気)。まだ特徴が掴み辛いノヴェリスト産駒だが、勝ち上がった2頭の母父はアドマイヤベガとアグネスタキオンで母系にサンデーサイレンスが入っていた方が良い。同じノヴェリスト産駒の10、4、仕上がり良さそうな12あたりが相手候補。

函館5R 2歳メイクデビュー(芝1800m) ジェネラーレウーノ 自信度★★★☆☆

※単複のみ推奨
昨年のセレクションセールにて3240万円で落札されたスクリーンヒーロー産駒のジェネラーレウーノ。入厩して間もなくで2ヶ月になるが、当初から2歳馬離れした動きと時計を披露し続けている。それもそのはずで、この馬は異例とも言えるノーザンFでの育成馬。モーリスの全弟ルーカスと並びこの世代のスクリーンヒーロー産駒の双璧と呼ばれていた存在。本来、全くノーザンFに関係ないはずのこの馬が育成された理由はここでは触れないが、ここは評判馬が実戦でどんな走りを見せるか純粋に注目したい。