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September , 2017
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〝底抜け〟シリーズの米喜劇俳優ジェリー・ルイスさん老衰で死去 91歳

2017年8月21日(月)03時35分更新
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「紛れもない天才でコメディーそのものだった」ルイスさん(@deanmartinandjerrylewis/instagram)

「紛れもない天才でコメディーそのものだった」ルイスさん(@deanmartinandjerrylewis/instagram)

  “ハリウッドの喜劇王”として一時代を築いた米俳優ジェリー・ルイスさんが20日(日本時間21日午前)、ラスベガスの自宅で老衰のため死去。91歳だった。

 ルイスさんは米国・ニュージャージー州ニューアークで1926年に誕生し、ボードビル芸人の父親とピアニストの母親という芸能一家に育った。

 45年に歌手ディーン・マーティン(95年に78歳で死去)と出会い、翌年にはコンビを組み、喜劇と音楽を組み合わせたショーで大ブレーク。50年代には「底抜け」シリーズなどの映画やテレビのコメディー番組で人気を博し、「50年代きってのドル箱喜劇チーム」と呼ばれた。

 コンビは56年に解消し、マーティンが演技派俳優へと移行するなか、ルイスさんはコメディー路線を継続。監督、脚本、主演を務めた「底抜け大学教授」(63年)は喜劇の傑作としてハリウッドで今なお語り継がれている。

 チャリティーにも熱心で、筋ジストロフィー患者を支援する長時間番組の司会を長年務めた。本人は心臓や肺などの病気を患ったが、50年以上におよぶキャリアの中で45本を超える映画に出演した。

 また、90歳を超えても舞台に立ち続け、来年の出演予定も組まれていた。

 米喜劇俳優ジム・キャリーは「ジェリー・ルイスは紛れもない天才でコメディーそのものだった。彼がいたから今の自分がある」と追悼コメントを発表した。

 米ABCの深夜の人気トーク番組「ジミー・キンメル・ライブ!」の司会者で、今年の米アカデミー賞授賞式でも司会を務めた人気コメディアン、ジミー・キンメル(49)も「ジェリー・ルイスは本物のコメディアン、俳優、監督、発明家、人道主義者だった」とコメントした。

映画「底抜け右向け!左」(1950年)のルイスさん(左)とマーティン(@deanmartinandjerrylewis/instagram)

映画「底抜け右向け!左」(1950年)のルイスさん(左)とマーティン(@deanmartinandjerrylewis/instagram)