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December , 2017
Friday


クリノクーニング オルフェ産駒大物候補の配合のミソ

2017年8月31日(木)09時19分更新
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新潟2歳Sは2歳リーディング首位のダイワメジャー産駒フロンティアが優勝したが、今週の札幌2歳Sは新種牡馬オルフェーヴル産駒のクリノクーニング、ロックディスタウンの2頭が注目を集めそうだ。中でもクリノクーニングは函館芝1800メートルの新馬戦を2歳レコードで快勝しているだけに、大きな期待がかかる。母クリノビスケット(父パラダイスクリーク)は長万部特別など4勝すべてが1400メートル以下というスピード馬。6代母ツルシマのひ孫にニホンピロプリンス(マイラーズC、CBC賞)、ニホンピロジュピタ(南部杯、エルムS)こそいるものの、5代母以降の重賞勝ち馬というと5代母コーランの孫に東北記念のカミノハヤブサがいるだけ。それも40年前のことだけに、優秀な牝系とはとてもいえない。クリノクーニングの配合のミソとなるのは、血統表の3代目に並んだメジロマックイーンとメジロライアンの同期生コンビだ。メジロマックイーンの父メジロティターンの母にして、メジロライアンの祖母となる名繁殖シェリルの5×5のクロスが生じるのだ。加えて4×3のクロスを内包するオルフェーヴルのノーザンテースト血脈をも増幅させている。新潟2歳Sの勝ち馬フロンティアはノーザンテースト3×4のクロスを持っていた。今週もノーザンテーストのクロスを持つクリノクーニングが、父に初の重賞勝ちをプレゼントする。 (笹栗康昭)