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November , 2017
Friday


ファンディーナ 超良血馬最後の一冠へ負けられぬ一戦

2017年9月14日(木)09時16分更新
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69年ぶりの牝馬による勝利という快挙に挑んだ皐月賞では7着に終わったファンディーナ。それでも牡馬相手に0秒5差なら、力は十分証明した。若葉S2着で皐月賞にも出走したナムラシングン(父ヴィクトワールピサ)の半妹になるが、父がディープインパクトに替わって、さらにスケールアップしているのは間違いない。母ドリームオブジェニー(父ピヴォタル)は仏国産の輸入繁殖で不出走。祖母グリーアは準重賞など仏・米で3勝を挙げ、米GⅡミセスリヴィアS、仏GⅢミエスク賞とも2着。孫にはアメリカンオークスなど米GⅠ4勝のイモリエントがいる。曽祖母クドジェニは仏GⅠモルニ賞、同サラマンドル賞に勝ち、仏2歳牝馬チャンピオンに選ばれた。繁殖としても優秀で、直子から仏GⅠマルセルブサック賞のデネボラ、仏GⅢカブール賞のラヴィングカインドネス、アケダクトHなど米GⅢ3勝のスネイクマウンテンと、3頭の重賞勝ち馬を送り出した。さらに孫の代からは凱旋門賞、パリ大賞典などGⅠ5勝で全欧3歳牡馬チャンピオンのバゴ、ムーランドロンシャン賞、イスパーン賞のGⅠ2勝を含め、仏重賞5勝のマクシオスが出る。今年は得意とする桜花賞、オークスでの連続連対記録が途切れたディープインパクト産駒。エース格のファンディーナにとっても最後の一冠、秋華賞制覇に向けて、ここは負けられない一戦だ。(笹栗康昭)