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October , 2017
Tuesday


キセキ 晩成型だったルーラーからそろそろ大物

2017年9月21日(木)09時37分更新
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ローズSは前走500万下を勝ち上がったばかりのラビットランが、セントライト記念は前走1000万特別3着のミッキースワローがそれぞれ豪快に差し切って重賞初制覇を飾った。春の実績馬より上がり馬――。この流れから、神戸新聞杯での注目馬はキセキだ。クラシックには乗れなかったものの、休み明けの500万下→信濃川特別を上がり最速をマークして2連勝。勢いだけなら前記2頭以上だ。ディープインパクト産駒の母ブリッツフィナーレは不出走馬ながら、祖母はファンタジーSを勝ち、桜花賞で2着したロンドンブリッジという良血。ロンドンブリッジは繁殖としてもオークスなど重賞4勝のダイワエルシエーロ、京都金杯、アーリントンCを制したビッグプラネット、NST賞など7勝を挙げ、カペラS2着のダイワディライト、名古屋城Sなど5勝のビッグカポネなどコンスタントに活躍馬を送り出している。母ブリッツフィナーレの全弟となるグレーターロンドンも、ここまで8戦6勝。GⅠの安田記念でも小差の4着と好走しており、今年の飛躍が期待される一頭だ。父がキングカメハメハの初後継となるルーラーシップ、母の父がディープインパクトという新時代の配合ともいえるキセキ。この配合は出走した7頭中5頭が勝ち上がり、好相性を見せている。ルーラーシップからは、まだ大物は登場していないが、ルーラーシップ自身も晩成型だった。ひと夏越して、このキセキが大きく羽ばたく可能性は十分だ。(笹栗康昭)