20
October , 2017
Friday


希島あいりの新曲は純白ドレスから振り下ろされた剣がリスナーを「Scarlet」=深紅色に染める

2017年10月3日(火)11時00分更新
Pocket

 セクシー女優ばかりの音楽レーベル「ミルキーポップジェネレーション(通称=みるじぇね)」から、希島あいりが2枚目となるシングル「Scarlet」を10月4日にリリースする。初代・恵比寿マスカッツのメンバーとしても知られる希島だが、2016年に音楽レーベル”みるじぇね”からアルバム「DIARY」でソロアーティストデビューして約1年5ヶ月、ファンにとっては待望の作品となる。

 まず目を引くのが、ジャケット写真の透き通るような希島の美しさ。店頭で見かければ思わずジャケ買いしたくなる存在感だ。希島を知らない音楽フリークからしてみれば、彼女が大人気のセクシー女優という事に大きな衝撃を覚えるだろう。

“みるじぇね”は2012年に発足、セクシー女優にスポットを当て、昨今のセクシー女優のアイドル活動とは一線を画する”本気で音楽に向き合う”音楽レーベルであり、ライブではバックに一流ミュージシャンを迎えて生演奏にこだわる。出演する彼女たちのやりたい音楽と真剣に向き合いアーティストとしてのポテンシャルを最大限に引き出すプロデュースをしており、オリジナル作品も数多く世に送りだしている。

「Scarlet」は、元Hysteric Blueのドラマーでありソングライティングワークもこなす楠瀬拓哉氏作曲による描き下ろし楽曲。作詞は希島自身が担当している。「Scarlet=深紅色」は、まさに希島のイメージカラーと言っても過言ではないだろう。

 妖艶で鮮やかな赤と共存する深みが華やかな世界と表裏一体存在する影のようであり、どこか遠くを見つめる希島の瞳の向こう側、儚(はかな)い美しさの中から沸々と湧き出る女性の本能的な強さを感じる事ができ、CDブックレットで希島が白のドレス姿で剣を振りかざす姿と重なる。

 今この世界を生きる一人の女性の移ろう内面的なものをこの楽曲で探求する事が出来るだろう。生まれたままの姿、全てをさらけ出している希島だからこそ女性誰しもが抱く葛藤や強さを説得力を持って、歌い表現出来るのかもしれない。それこそ、みるじぇねが追究する大きなコンセプトであり、どんな歌を誰がどう歌うかが重要視される昨今の音楽業界において、希島とみるじぇねが織りなすケミストリーは混沌とした”今”だからこそ生み出されたひとつの新しい答えなのかもしれない。


 ソロアーティストとしてライブパフォーマンス経験もほぼ皆無だった希島がこのみるじぇねを通してアーティストとして成長しているのは紛れもない事実であり、ファンが見守る中おぼつかなくも懸命なギター演奏、人柄が滲み出るMCもライブでは魅力のひとつとなっている。

 

 本作、希島本人が作詞・作曲(共作)、アコースティックギターの演奏も行っている「希望の旋律」、希島の少女のようなキュートな一面が垣間見られるポップチューン「チ・ア・フ・ル」も収録されており、シングルながらミニアルバム的なボリュームでバラエティに富んだ内容。希島のファンはもちろん同姓にもぜひ聴いて欲しい一枚である。希島あいりという表現者の大きな存在意義として彼女の歌はこれからもきっと進化していくに違いない。(村山タクヤ)

◇リリース情報
【アーティスト】希島あいり
【タイトル】「Scarlet」
【収録曲】6曲
01.Scarlet 
(作詞:希島あいり/作曲:楠瀬拓哉/編曲二木元太郎)
02.チ・ア・フ・ル
(作詞・作曲:砂守岳央/編曲:砂守岳央&池涼平)
03.希望の旋律 
(作詞:希島あいり/作曲:希島あいり&二木元太郎/編曲:二木元太郎) 0
4.Scarlet(Instrumental)
05.チ・ア・フ・ル(Instrumental)
06.希望の旋律(Instrumental)
2017.10.4 Release MPCD-15024 ¥1,500+税