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December , 2017
Monday


グレーターロンドン 菊花賞Vの甥キセキに続く

2017年10月26日(木)09時19分更新
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雨中の決戦となった菊花賞は、春のクラシックには乗れなかったキセキが2着に2馬身の差をつけて快勝。遅れてきた大物が最後の1冠を手に入れた。父ルーラーシップ譲りのスタミナと重馬場適性が、極悪馬場をモノともしなかったようだ。天皇賞・秋に出走するグレーターロンドンはこのキセキの叔父にあたる。キセキの母ブリッツフィナーレ(父ディープインパクト)がグレーターロンドンの全姉という関係だ。両馬の母となるロンドンブリッジ(父ドクターデヴィアス)は芝1200メートルの新馬戦を5馬身差で勝ち上がると、続く500万下は6馬身差の圧勝。ファンタジーSも制して無傷の3連勝を飾った。続く4歳牝馬特別では4着と人気を裏切ったが、桜花賞ではハイペースで逃げてファレノプシスの2着に粘った。オークスでも逃げたものの、距離の壁に泣いたのか10着と敗退。その後、脚部不安を発症し、そのまま引退となった。繁殖入りするや、いきなりオークスなど重賞4勝のダイワエルシエーロ、アーリントンC、京都金杯を制したビッグプラネットと連続して重賞勝ち馬を出した。その後の成績はやや振るわなかったが、10番子のグレーターロンドンが注目を浴びる存在となった。順調に使えない弱みはあるものの、ディープインパクトらしく強烈な決め手を持つグレーターロンドン。一族久々の重賞制覇が菊花賞と、改めて牝系の優秀さを示したキセキの勢いに乗って、今週はグレーターロンドンが重賞初制覇を天皇賞で飾る。(笹栗康昭)