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November , 2017
Tuesday


ニューヨーク・タイムズ紙元支局長にセクハラ疑惑 就職希望の女性にキス

2017年11月1日(水)05時11分更新
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セクハラ疑惑のオレスクス氏(Facebook)

セクハラ疑惑のオレスクス氏(Facebook)

 今度は大手メディアのトップによるセクハラ疑惑だ。米国の公共放送ネットワーク、ナショナル・パブリック・ラジオ(NPR)の重役マイケル・オレスクス氏(63)に対して2人の女性がセクハラを受けたと告発した。同局はオレスクス氏を出勤停止処分としている。

 米紙ワシントン・ポストによると、オレスクス氏は米紙ニューヨーク・タイムズのワシントン支局長だった1990年代後半、同紙で就職を希望する女性らに無理やりディープキスをして舌を入れたという

 NPRは31日、出勤停止は別件の懲戒処分だと説明。同氏は2年前、局の女性プロデューサーを夕食に誘い、その席でセックスの話を持ち出し、執拗に性生活について質問したという。今回の処分はその件に関するもので、90年代の件ではないとしている。

 NPRは「こういう証言について我々は真摯に対応する。問題が起きた場合、素早く適切な手段で社員のため、安全で働きやすい職場の環境作りに努める」との声明を出した。

 ワシントン・ポスト紙の取材に対し、当時ワシントン支局でオレスクス氏の部下だった、ニューヨーク・タイムズ元主幹ジル・アブラムソン氏はオレスクス氏が同支局で勤務していた女性のアシスタントにも「特別な興味を示していた」と証言。

 「今だったら、止めるよう注意していた。面と向かって言うことで、女性にちょっかいを出すことを防げていたかも知れない」と振り返った。

 オレスクス氏はニューヨーク・タイムズ紙のほか、AP通信の副編集局長やニューヨーク・デーリー・ニューズなどでも上級職として勤務した経験がある。NRPではニュース部門の責任者で上級副社長でもある。