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November , 2017
Tuesday


32年前の少年へのセクハラ行為巡り米俳優ケビン・スペイシーに批判殺到

2017年11月1日(水)02時44分更新
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批判にさらされているスペイシー(@kevinspacey/instagram)

ゲイであることをカミングアウトしたスペイシー(@kevinspacey/instagram)

 米人気SFドラマ「スタートレック」に出演する米俳優アンソニー・ラップ(46)が同オスカー俳優ケビン・スペイシー(58)から少年時代にセクハラ行為を受けたと暴露した問題を受け、スペイシー主演のドラマ「ハウス・オブ・カード/野望の階段」を放送するネットフリックスと制作会社は今週、同ドラマを今シーズンで終了することを発表した。

 「ハウス・オブ・カード」は現在シーズン6をネットフリックスが日米で同時放送中。同ドラマはネット配信で初公開されたドラマシリーズとして、初めてエミー賞を受賞した作品でもあり、同ネット局の目玉番組だった。

 ラップは29日、米芸能サイト「バズフィード」とのインタビューで、14歳だった時、スペイシーの自宅で開かれたパーティーに出席したが、他のゲストが帰った後でスペイシーに抱きかかえられ、寝室に連れ込まれたと衝撃発言。ラップは抵抗してその場から逃げ出したと語った。

 ハリウッドの大物プロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタイン氏(65)に関する一連の報道に勇気付けられたことが、今回の暴露につながったという。

 この告発を受け、スペイシーはツイッターなどSNSで謝罪。「正直に言って、その事を覚えていない。30年以上前のことだ。だが、彼が言うような振る舞いをしたとしたら、心からお詫びしなければならない。酒に酔った上での極めて不適切な振る舞いだったと思う。彼が長年心に抱えてきたことに心から謝りたい」と声明を出した。

 その上でスペイシーは自分がゲイであることをカミングアウト。「ゲイとして生きることを選ぶ」と付け加えた。

 ところが、これについてゲイやレズビアンへの中傷と戦う非営利団体「GLAAD」は、「カミングアウトはセクハラ行為から目をそらすために使われるべきではない」と厳しく批判している。