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November , 2017
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テイラー・スウィフトに批判殺到 ブロガーの「言論の自由を脅かす」?!

2017年11月9日(木)03時56分更新
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「まるでナチスのヒトラーのようだ」とブロガーに指摘された場面

「まるでナチスのヒトラーのようだ」とブロガーに指摘された場面

 10日にニューアルバム「Reputation」をリリースする米歌手テイラー・スウィフト(27)に「言論の自由を脅かしている」と強烈な批判が集まっている。新曲の内容について批評したブロガーに対し、テイラー側が記事を削除するよう猛烈な圧力をかけているというのだ。その内容とは――。

 問題の記事を自身のブログに掲載したのはミーガン・ハーニングさんという米ブロガー。「テイラーは新曲『Look What You Made MeDO』の歌詞の中で人種的階級として白人を巧みに持ち上げている。トランプが台頭する中で、多くのオルタナ右翼は、この曲が自分たちを再確認させるものとして捉えている」と指摘した。

 また、ミュージックビデオの中で、整列した女性モデルたちの前にテイラーが君臨している場面については「まるでナチスのヒトラーのようだ」として、テイラーを批判した。

 これにテイラー側は反発。ミーガンさんによると、弁護士を通じて「記事を全ての媒体から削除するように求める。名誉毀損で訴える用意がある」とする手紙が送られてきた。

 それには「テイラーが白人至上主義であるかのように書き立てる悪意ある攻撃だ。間違った解釈による事実誤認に他ならない」などと書かれていた。

 現在の米音楽業界で絶大な人気と実力のあるテイラーを敵にまわす形となった“いちブロガー”に過ぎないミーガンさん。だが、そこは“自由の国・アメリカ”だ。米国で最も影響力のあるNGO団体の一つと言われる「アメリカ自由人権協会」がミーガンさんに加勢。気に入らないブログ記事を削除させようと圧力をかけるテイラー側を厳しく批判しているのだ。ツイッター上でも「テイラーの弁護士から同じような手紙が来た」「批判的なことをツイートしたら(テイラー側から)削除するよう求められた」など、似たような経験をしたユーザーの書き込みがあった。

 同協会は憲法で保証されている言論の自由を守ることを目的として1920年に設立。最近ではトランプ政権の移民政策や女性蔑視問題について批判を続けている。

 テイラー側はミーガンさんに対して法的措置を取っていないが、関係者は、もしそういう事態になれば同協会との全面対決になり、テイラーのイメージが大きく傷つくことにもなりかねないと危惧している。