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November , 2017
Tuesday


米体操協会で性的虐待!元チーム医師の女子選手へのわいせつ疑惑に新証言

2017年11月14日(火)04時21分更新
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白井健三選手とも親交のあるレイズマン選手(@alyraisman/instagram)

白井健三選手とも親交のあるレイズマン選手(@alyraisman/instagram)

 ハリウッドで拡大を続けるセクハラ騒動だが、米国体操協会でもチームドクターの長年に及ぶ未成年女子選手への性的虐待が問題化。ついにロンドンとリオデジャネイロ五輪で金メダルを獲得した現役の美人選手が、自身も性的被害を受けていたことを明らかにした。

 今週、米NBCのトーク番組「トゥデー」に出演して衝撃告発したのはアリー・レイズマン選手(23)。元チームドクター、ラリー・ナサール被告(53=未成年への性的虐待で昨年逮捕)が治療名目で女子選手にわいせつな行為をしていたと訴えた。

 元チームメイトでロンドン五輪金メダリスト、マッケイラ・マロニー選手(21)らもナサール被告の性犯罪についてすでに証言している。

 アリーは番組で「理解してほしいことは当時、私に何が起きていたか分からなかったということ。彼は医師で、全て任せていればケガが治ると言われていた」と話した。アリーが代表入りしたのは15歳の時で、以来、同被告からわいせつ行為を受けていたことを示唆した。

 ナサール被告は1996年から2015年まで米女子体操チームの医師を務めた。その間、数百人もの女子選手に対して性的虐待を行っていた疑惑が浮上。これまで約40人の元選手らが米体操協会を訴えている。それによると、同被告から“治療”だと言われ、肛門や膣に指を入れられたり、胸を揉まれたと証言している。一方、ナサール被告は、適切な「医療処置を行っただけ」と主張している。

 被害者団体の弁護士は今年2月、米CBSの報道番組で「少なくとも60人が被害を訴えていて、被害者数は数百人に上る可能性がある」と推測。「最終的には1996年以降の五輪チーム全てで被害者がいるはずだ」と語った。

 同被告は勤務していたミシガン州立大学がある同州で22件の未成年への性的虐待や児童ポルノ容疑で昨年逮捕・起訴された。検察は27年の禁錮刑を求めている。もし、米代表チームの選手への複数の性的暴行でも起訴された場合、有罪なら終身刑の可能性もある。