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December , 2017
Tuesday


ワグネリアン ディープ×キンカメ牝馬 姉とは違い〝トライアル止まり〟にはならない!!

2017年11月16日(木)09時33分更新
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登録頭数こそ少ないものの、ルーカスとワグネリアンの対決が注目を集める東京スポーツ杯2歳S。モーリスの全弟ルーカスにも大物感が漂うが、晩成傾向の強いメジロ牧場ゆかりの牝系。ここでは2戦2勝のワグネリアンが優勢と見る。ワグネリアンのディープインパクト×キングカメハメハ牝馬という配合はフローラS、ローズSとGⅡ2勝でジャパンC、宝塚記念ともに2着したデニムアンドルビーと同じ。母ミスアンコールは9戦1勝と平凡な成績に終わったが、ワグネリアンの全姉となる初子のテンダリーヴォイスがアネモネSを勝ち、フェアリーS3着と活躍。続くハマヒルガオ、ミンネザングも勝ち上がっており、繁殖としての資質の高さを示している。祖母ブロードアピールは4歳9月の500万下が初出走とデビューが大幅に遅れながら、強烈な末脚を武器に重賞を6勝した名牝。しかもガーネットSでの勝利は、史上初の8歳牝馬による平地重賞制覇でもあった。さらに曽祖母ヴァリッドアルアの孫に米GⅠフリゼットSのスートラがいるほか、5代母のウォータークレスからはフェブラリーSのサクセスブロッケン、東京ダービーのマカニビスティーが出る。母のこれまでの産駒は3頭とも牝馬だったが、初めての牡馬となったワグネリアン。デビュー戦が414キロだったテンダリーヴォイスに比べれば馬格もある。姉のように“トライアル止まり”ということはないだろう。(笹栗康昭)