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December , 2017
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アイダホ 父ガリレオは昨年の凱旋門賞1~3着独占。全兄ハイランドリールはG1を6勝の名馬

2017年11月23日(木)09時00分更新
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05年アルカセット以来、勝ち星から遠ざかっている外国馬。4頭参戦の今年も成績的には一枚落ちるが、血統的に注目されるのがアイダホだ。
 父は昨年まで7年連続(通算8度)で英愛リーディングサイアーを続けているガリレオ。特に昨年の凱旋門賞では1~3着を独占するという驚異的な結果となった。また、母の父デインヒルとの配合からは、同じくジャパンCに出走するソウルスターリングの父でもある怪物フランケル、5戦5勝で欧州最優秀2歳牡馬に輝いたテオフィロなど多くの活躍馬が出ている。さらに全兄ハイランドリールはキングジョージⅥ世&クイーンエリザベスS、香港ヴァーズ、BCターフなど世界各国でGⅠ6勝を挙げる名馬だ。
 母のヴェガーはGⅡサウスオーストラリアンオークス2着、GⅠオーストラレイシアンオークス3着。その全兄にドバイデューティーフリーのほか、豪GⅠ5勝のエルヴストロームがいる。祖母サークルズオブゴールドは豪GⅠ・AJCオークスの勝ち馬。エルヴストロームのほかにも英GⅠクイーンアンSなどGⅠ3勝のハラダサンを産んでいる。
 世界的にも有名なエイダン・オブライエン調教師も過去のジャパンCでは04年のパワーズコート、10年のジョシュアツリーではともに10着に敗れている。三度目の正直となるか。
 なにはともあれ、香港ヴァーズ連覇を目前にしながらサトノクラウンの前に苦杯を喫した兄ハイランドリールの雪辱だけでも果たしたいところだ。
 (笹栗康昭)