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December , 2017
Monday


テイエムジンソク 当レース史上初の父子制覇なるか

2017年11月30日(木)08時52分更新
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ここ5戦で4勝、2着1回。前走のみやこSでは4角先頭から後続を抑え込み、重賞初制覇を飾ったテイエムジンソク。準オープンを勝ちあぐねていたのがうそのような充実ぶりだ。今回は相手が強くなるが、一気に突き抜けそうな勢いを感じる。父は前身のJCダートを7馬身差をつけてレコードタイムで圧勝したクロフネ。母の父がミスタープロスペクター系フォーティナイナーといかにもダート向きの配合だ。母マイディスカバリーはダートの1000メートルで3勝。祖母マイグリーン(父ダンシングブレーヴ)は13戦0勝。米国産の曽祖母マイサクセションは不出走馬。孫にSⅡ戸塚記念を制したベルゼブブ、笠松の重賞ジュニアクラウンの勝ち馬モエレトゥループがいる。今年のNHKマイルCの覇者アエロリットは父クロフネで、曽祖母ステラマドリッド(エイコーンSなど米GⅠ4勝)がマイサクセションの半姉と似通った配合になっている。この両馬の母となるマイジュリエットは米チャンピオンスプリンターに輝いた名牝。他の産駒に米GⅠシュヴィーHのティズジュリエットがいて、孫にも最優秀古牝馬に輝いたダイヤモンドビコー、米仏GⅢ2勝のアイルドフランスが出る北米の名門だ。意外なことにクロフネ産駒の中央ダート重賞勝ち馬はマーチSのマイネルクロップに次いで、テイエムジンソクがやっと2頭目となる。今回は当レース史上初の父子制覇を達成するまたとない機会だ。(笹栗康昭)